岡田斗司夫が7人の論客と徹底討論する『僕らの新しい道徳』発売です

8月 20th, 2013
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いじめ、原発、スクールカースト、僕らの難問を解決するヒントは、「道徳」にある!

 不況での失職や上がり続ける未婚率、原発やエネルギー問題、学校でのいじめなど、いろんな変化が世の中のあちこちで起きています。
 安定していた社会から、変動する社会へ。この大きな変化に私たちはうまく対応できていません。
 合理性だけでは解決できないこれらの問題に、私たちはどう立ち向かえばいいのでしょう?
 それを解決するためのキーワードが、「道徳」です。
 道徳とは、いってみれば、非論理的な皮膚感覚についての共通認識。私たちは、こうした皮膚感覚を感情論として切り捨てて合理的になろうとした結果、どうにも身動きが取れなくなっています。それでは、今の社会に対して、道徳はどんな力を持ち得るのでしょうか?
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岡田斗司夫×小飼弾の『未来改造のススメ』Kindle版、販売開始

8月 6th, 2013
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○「カネ」「モノ」「個人」の時代は終わった!
非モテから不況まで、とにかく今の日本人は不安で不安でしょうがない。そんな日本人の不安や問題を一刀両断するのは、岡田斗司夫と小飼弾『未来改造のススメ』
「理屈民族」な彼らは、タブーも慣習も空気もお構いなしに極論をぶちかまします。
「コンテンツはタダだ!」
「大学なんていらない!」
「働くことは、バカの免罪符だ!」
「非モテな悩みは、これで解決できる!」
2人の異能者による、知の限りを尽くした究極の「ロジカルエンターテインメント」をぜひご賞味ください。

○電子書籍版の追加コンテンツ
本電子書籍アプリは、2010年7月に株式会社アスペクトより刊行された『未来改造のススメ―脱「お金」時代の幸福論』をベースとした「バージョンアップ版」です。同書の全内容に加え、刊行後に行われた対談やツイッター上での公開読書、各章末のブックガイドを収録しています。
価格は735円、紙版の50%オフです。

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Macでテープ起こし(文字起こし)

7月 12th, 2013
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講演やインタビューなどの録音を聞き、テキストを書き起こす作業を「文字起こし」や「テープ起こし」と言います。
文字起こしでは、キーボードから手を離さずに、録音データの一時停止・再生などを行えると、作業効率が格段に上がります。このためのツールとして、Windowsには「Okoshiyasu2」がありますが、Mac用には適当なものがなかったので同等の環境を実現するスクリプトを作りました。
このスクリプトにより、

  • テキストエディタやワープロを使いながら、音声や動画ファイルの再生・停止等の操作を行う
  • 前後に5秒程度スキップする
  • 再生速度を変える
  • 一時停止して、もう一度再生する時には、5秒程度前から再生する
  • といったことが可能になります。
    スクリプトは、キーボードユーティリティと呼ばれるアプリケーションで特定のキー操作に割り当てて使います。
    以下は、OS X 10.8 “Mountain Lion”での使用方法です。

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    『小飼弾の 「仕組み」進化論』Kindle版発売です

    6月 30th, 2013
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    『小飼弾の 「仕組み」進化論』Kindle版の販売を開始しました。
    広い意味での仕事術の本なのですが、そこは「404 Blog Not Found」の小飼弾氏。たんなる仕事術/ライフハック本には収まりません。
    まず、プログラマーならではの思考方法を応用して、目の前の仕事をさっさと処理。このメソッド自体も非常に使えるものですが、本書の凄みはその先にあります。
    世界同時バブル崩壊の影響はあらゆるところに及びましたが、それは何故に起こったのか?
    そして、大きく変わってしまった世界で、我々はどうすれば生き残ることができるのか?
    本書が書かれたのは2009年ですが、「仕組みの仕組み」を理解し、自分が生き残るための仕組みを作り上げることは、あらゆる個人、会社にとって最優先事項となっています。
    これからの世界を生き延びるためにも、ぜひご一読のほどを。


    ■目次

    Part 1:仕組みの仕組み
    ▼仕組みを作る前に知っておきたいこと
    ○仕組みはどんなふうにできているのか
    ○身近にある「テコ」と「奴隷」を使った仕組み
    Part 2:仕組みを作り直す
    ▼目の前の仕事を20%の力でこなす仕組み
    ○プログラマーに学ぶ「仕組み作り」の基本
    ○プログラマーの三大美徳「怠慢」「短気」「傲慢」
    ○日常業務を仕組み化してみよう
    Part 3:仕組みを使う
    ▼仕組みのコストとテストを考える
    ○仕組みは使ってなんぼ
    ○「使わないでなんぼ」な仕組み
    Part 4:仕組みを合わせる
    ▼チームで仕組み合うために
    ○仕組みを合わせる基本ルール
    ○上手に仕組みを合わせる
    ○安全に“仕組み合う”ための仕組み
    Part 5:仕組みと生物
    ▼「新しい仕組み」を作るヒント
    ○生き残りの名人「生物」という仕組みに学ぶ
    ○生き残るための仕組みを作る
    Part 6:仕組みの未来
    ○「リソース重視」の仕組みが格差をなくす
    ○新しい仕組み作りへリソースを投じよう
    ○Column:仕組み作りを国が保証するベーシック・インカム

    iPhone/iPadユーザー必須のiCloud使いこなしガイド『初めてでも絶対わかるiCloud & iTunes』

    5月 14th, 2013
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    4797374063iPhoneやiPadの人気を受けて、アップルの提供するクラウドサービス「iCloud」のユーザーも急増しています。アップルによれば、現在のiCloudのユーザー数は全世界で3億人ということです。
    iCloudというのは、iPhoneやiPadの間で連絡先や予定、ブラウザ、その他もろもろのデータを自動的に同期してくれる超便利サービス。ところが、知り合いのiPhone/iPadユーザーに聞いてみると「何するものかよくわからなくて」と使っていない人が意外に多いようです。せっかく無料で使えるのに、なんともったいない!
    この「iCloud」とパソコン上のコンテンツ管理ソフト「iTunes」でできることから、設定方法、便利な使い方まで解説したのが、『初めてでも絶対わかるiCloud & iTunes』。初歩的な概念や設定からパソコンとの連係機能まで、やさしく解説しています。
    さらに、お勧めのiCloud対応アプリの紹介や、GoogleやMicrosoftなど他社製クラウドサービスとの使い分けなど、中上級者にとっても役立つ情報もたっぷり盛り込んだディープな1冊です。

    ■目次

    • §1 iCloud iTunesでできることを知る
    • §2 iPhone/iPadをiCloud用に設定
    • §3 パソコンでiCloudの初期設定
    • §4 写真はフォトストリームで管理
    • §5 メールやスケジュールを一元管理
    • §6 iCloud上の書類を複数の端末で編集
    • §7 端末の買い換え・不具合にも対応
    • §8 iTunesで楽曲やアプリを管理しよう
    • §9 さらにiTunesを使いこなすテクニック
    • §10 便利に使えるiCloud対応アプリを厳選
    • §11 アップル以外のサービスも柔軟に活用

    小飼弾の『弾言』『決弾』、Kindle版発売です

    4月 26th, 2013
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    「404 Blog Not Found」の小飼弾『弾言』『決弾』Kindle版の販売を開始しました。

    「残業だらけの上に給料が安い」とか「やりたいことが見つからない」、あるいは「恋人ができない」等々、自分の人生をうまくマネジメントできていないと感じている人は少なくないはず。
    うまく行かない理由を国や社会、親のせいにするのは簡単だけど、愚痴を垂れているだけじゃ何も変わりません。
    えっ、そんなことは言われなくてもわかってるって? じゃあ、何から始めましょうか?

    『弾言』は、自分を会社と見立てて上手に経営するためのワザを解説した本です。実は『弾言』は、経済やコミュニケーション、エネルギーといった、世界の仕組みをわかりやすく解説したガイドブックでもあります。どうして長い不況が続いたのか、エネルギー問題はどう解決すればいいのか、これからどういう働き方をすればよいのか? 自分や社会について考えるためのヒントが、この本には詰まっています。
    『決弾』は、Q&A形式の人生相談。『弾言』で解説している考え方を、具体的な事例に適用するとどうなるかを示した「クックブック」といえるでしょう。
    価格はどちらも100円です。ぜひご一読ください。

    Actioforma KOSの3Dコンテンツがすごい!

    4月 22nd, 2013
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    IMG 2472もはや3Dテレビというのは大失敗した日本家電メーカーの象徴にもなった感があるけど、久しぶりにテレビの3D機能を使って面白いコンテンツがあったので紹介。
    株式会社メタ・コーポレーション・ジャパンのiPhone/iPadアプリ「Actioforma KOS」がそれだ。
    Actioforma KOSは元々医学教育用に開発された3Dビューアで、人体模型とか動物のCTスキャン映像などのコンテンツが無料で見られる。赤青メガネを使うか裸眼立体視のできる人ならiPhone/iPad単体で、3D映像が楽しめる。さらに、3Dテレビにも対応していて、Apple TVがあればいちいちケーブルを使う必要もない。
    iPhone/iPadでぐりぐり写真を動かせるし、CTスキャン映像なら透明度を変えて動物の体内を覗き見できたり、オオスズメバチなんかの3Dスロー映像も見られたりして、これは楽しい! 3Dテレビを持っている人は、一度試してみてほしい。

    テレビを検索可能な情報ソースにする「ガラポンTV」

    4月 16th, 2013
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    最近よく聞かれるのは、「テレビ番組がつまらない」「テレビってオワコンでしょ」「広告収入が激減」といった話。私自身も、テレビを見るのはだいたい週に2〜3時間程度、しかもリアルタイムで見ることはほとんどありません。NHK「ダーウィンが来た」とアニメを2〜3本見るくらいですね。
    しかし、「ガラポンTV 参号機」というちょっと面白げなテレビの録画機が出たので、買ってみました。

    この製品は、ワンセグ8チャンネルを24時間、最大90日間(本体のみだと2週間)録画できるというもの。
    ワンセグだから画質は大したことありませんが、本体4万円+外付けの3TB HDD約1万円で、3ヶ月の全録ができるというのは、けっこうすごいのではないかと。
    全録以上に、録画した番組を活用しやすくなっているのが、すばらしい。録画してある番組をジャンルやキーワードから検索してすぐ再生可能。さらに、iPhone/iPad/Android、パソコンで、家の外から(←これポイント)再生できる製品は、なかなかないんじゃないかな。ストリーミングでの再生に加えて、iPhone用に番組を変換&ダウンロード再生(この作業も家の外からインターネット経由で行える)できるため、圏外や電波の弱いところでも安定して視聴可能。
    ガラポンTVを買ったからものすごくテレビを見るようになったというわけではないんだけど、知人の間やメディアで話題になっている番組を検索してすぐ確認できるので、企画や執筆の資料としてこれから重宝しそう。ソーシャルメディアにおける番組の評判も見られるし。
    実家に設置しておけば地方限定の番組も見られるんだけど、ガラポンTVだけでなく、インターネット回線やパソコンも親の代わりに設定しないといけないから、これはちょっと無理かな……。

    オワコンと言われているメディアでも、検索可能にしたり、ソーシャルメディアと連携したりするだけで、利用価値がぐっと上がるというのは興味深いです。「テレビとネットの融合」をまさに体現している製品だなあ。

    東日本大震災でITがはたした役割とは?『Googleの72時間』、電子書籍版&紙版発売中!

    4月 10th, 2013
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    (2013年4月10日追記)
    3月に先行発売された電子版に続き、4月10日に紙版『Googleの72時間 東日本大震災と情報、インターネット』が発売されました。こちらもどうぞよろしくお願いいたします。


    (元記事:2013年3月4日)
    2011年3月11日、地震発生から2時間も経たずに、最初の災害対応サービス「パーソンファインダー」を立ち上げ、数日のうちにいくつものプロジェクトが本格始動していった。これらを可能にしたGoogleのスピード、組織力、柔軟性などその源は何だったのか?
    そして、災害から学んだITのこれからの課題とは?
    ITジャーナリストの林信行と、山路達也がGoogleや関係者を取材し、Google.org上で「東日本大震災と情報、インターネット、Google」として連載。これをベースに加筆・修正を加え、『Googleの72時間』として刊行いたしました。電子書籍版を先行発売し、紙版は4月の刊行を予定しています。
    連載では未掲載の航空写真をめぐるやり取りや、デジタルデバイドに立ち向かうボランティアのエピソードなども追加しました。
    あれから丸2年、震災から私たちは何を学んだのでしょうか?

    ○クライシスレスポンス、始まる
    ○3.11で生み出された災害対応サービス
    ・パーソンファインダーの起動
    ・5000人のボランティアがパーソンファインダーを支えた
    ・大手メディアや警察とも連携して、合計67万件のデータを登録
    ・テレビとネットの融合
    ・進化した地図が支援の道を切り開く
    ・被災地の衛星写真を人々に届ける
    ・高精細な航空写真を手に入れる
    ・ボランティアとのコラボが生んだ生活救援サイト
    ・被災地のニーズを探る
    ・被災地のビジネスを情報サービスで支援する
    ・災害をデジタルで記録する
    ・Yahoo! JAPANの奮闘
    ○Googleという企業
    ・クライシスレスポンスの仕組み
    ・Google流プロジェクトの進め方
    ・災害対応サービスをPRする
    ・社員を支えた夜食のパスタ
    ○大震災から私たちは何を学んだのか
    ・被災地でITは役立ったか?
    ・デジタルデバイドを乗り越える
    ・マシン リーダビリティの重要性
    ・ネットが可能にしたリモート ボランティア
    ・緊急時コミュニケーションの難しさ
    ・オープンデータがもたらす可能性
    ○震災の教訓を未来に伝える

    東京都内地下鉄の携帯通信でARビジネスが盛り上がるのでは

    3月 26th, 2013
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    3月21日には東京メトロ、26日には都営地下鉄と、東京都内地下鉄のほぼ全区間で携帯電話での通話・通信ができるようになった。
    メールやウェブが使えるのはもちろん便利なんだけど、それ以上に新しいIT系サービスのチャンスがあるんじゃないか。特に、AR(Augmented Reality:拡張現実)を使ったサービスが有望な気がする。
    これまでにも「セカイカメラ」など、AR技術を使ったサービスはちらほら出てきたけど、はっきりいって全然流行っていない。うまくいかなかった理由の1つは、「十分に情報があるところに、さらに情報を追加しようとした」ことなんじゃないだろうか。
    その点地下鉄車窓からの風景は実につまらないから、スマフォやタブレットをかざして現在地の地上の様子を見たり、森林や海の中を走っている仮想体験ができるサービスがあればウケそう。都内のトンネルは複雑に入り組んでいるから、そういう様子がワイヤーフレームで見られるだけでも面白いと思う。運転室からの風景や他の電車の位置もリアルタイムで見えたりとか。広告の訴求効果も高いのでは。
    こういうAR系サービスは、通勤ラッシュの緩和にも使えるかも。鉄道の運賃を時間帯によって変えてはどうかというアイデアを聞いたことがあるけど、法律とかいろいろハードルがあって実現は難しいらしい。それなら、時間帯や場所によって、特定のアイテムやポイントでユーザーのインセンティブを刺激するのはどうだろう。アイテムやポイント目当てに、早起きして通勤時間をずらす……とまではいかないか。
    Google Glassも、東京の地下鉄でフィールドテストをすればいいのに。