消費の起爆剤となるのは、ママと息子!? 『ママっ子男子とバブルママ』PHP新書より発売

5月 21st, 2016

今、30代以上の男性にとって、「マザコン」という言葉には、とてもネガティブなイメージがあるでしょう。母親と仲良く買い物をしているところを友だちに見られて恥ずかしかった……なんていう思い出のある人も多いのでは?
しかし、若い世代では母と息子の関係が大きく変わりつつあります。買い物をいっしょにするのは当たり前、恋やセックスの相談もすれば、二人きりで旅行にも行ってしまう。
当の本人たちはその関係を「恥ずかしい」と思うどころか、大いにエンジョイし、同世代の女子たちもそんな構図を好ましく思っています。
そして、この「母息子」セットの消費が、低迷が続く現代日本の経済の大きな起爆剤になる可能性さえ秘めている———。そう語るのは、『ヤンキー経済』の原田曜平。
旧来の偏屈な「マザコン批判」の呪縛を軽やかに乗り越えた母息子は、はたして日本にいかなる変化をもたらすのか?
『ママっ子男子とバブルママ』(PHP新書)
は、従来のネガティブなマザコンとは違う、新しい親子関係の魅力に迫ります!
山路は、構成を担当しました。

■目次
プロローグ:急増するママっ子男子
第1章:ママっ子男子のリアル
第2章:ママっ子男子を生み出した美魔女ママの肖像
第3章:ママっ子男子の母親は、息子たちをどう見ているか
第4章:母+息子消費が日本経済の起爆剤になる
エピローグ:社会的抑圧から解放された母息子は魅力的だ

【電子版発売!】岡田斗司夫の『カリスマ論』——やりたいことだけやって、働かずに食べていける?!

3月 6th, 2016

人々を引きつけ、時にはその人生を——良きにつけ悪しきにつけ——変えてしまうカリスマ。織田信長やヒトラー、スティーブ・ジョブズといったカリスマは歴史を大きく動かしてきました。

世界をあまねくネットでつながるようになった今、強い影響力を発揮するカリスマが次々と登場してきています。

カリスマの本質とは、いったい何なのでしょう? 私たちでもカリスマになることができるのでしょうか? カリスマになれない人は、どう生きていけばいいんでしょう?

そんな疑問に答える岡田斗司夫の『カリスマ論』
のKindle版が登場です。

山路は執筆協力で参加しました。

■目次
○第1章 カリスマの時代
・カリスマになったホリエモン
・オンラインサロンという新たなビジネス
・カリスマはビジネスになる
○第2章 カリスマとは何か?
・カリスマの3分類
・カリスマによく似た存在
・カリスマの4要素
・新旧のカリスマビジネスを比較する
○第3章 小さなカリスマと、大きなムーブメント
・「ホームレス小谷」という生き方
・小さなカリスマの答え
・カリスマを育てる
・カリスマを目指す「キングコング西野」
○第4章 イワシとサポーター
・ネット民の乱
・ネットは武器である
・イワシ化する私たち
○第5章 世界に参加する
・カリスマが世界を動かす
・カリスマの時代を生き延びる

【発売1か月半で12万部!】プライドを捨てろ! 堀江貴文『本音で生きる』発売

2月 6th, 2016

発売1ヶ月半で、12万部突破しました!
—–
歯に衣着せぬ物言いで、時には物議を醸す堀江貴文氏(ホリエモン)。
言いたいことを言い、やりたいことをやる———。
人生を後悔せずに生きるために彼が実践しているのは、『本音で生きる』こと。
プライド、言い訳、バランス……。自分を生きにくくしているものの正体に気づき、自分の人生を自分でつかみませんか?

堀江貴文『本音で生きる 一秒も後悔しない強い生き方』は、12月5日、SB新書から発売です。

※山路は編集協力で参加しました。

■目次
序章:なぜ、本音で生きられないのか
1章:言い訳をやめる
2章:バランスをとるな!
3章:本音で生きられない理由は「自意識」と「プライド」である
4章:すべてを最適化せよ
5章:本音で生きるために必要なこと

技術バカでは生き残れない!『10年後、生き残る理系の条件』

1月 20th, 2016

東芝やシャープを始め、日本のエレクトロニクス産業の多くが苦境にあえいでいます。
なぜ、こうした状況になってしまったなのか?
そして、エンジニアはこれからどうすれば生き残っていけるのか?

フラッシュメモリー開発で知られる竹内健教授が、『10年後、生き残る理系の条件』で、一生食いっぱぐれない仕事の創り方を伝授します。
(※山路は執筆協力で参加しました)


■目次
【第1章】生き残るためには、常識を疑う
・東芝の不適切会計とは何だったのか
・企業の中で頑張るほど、世の中が見えにくくなる
・天才エンジニアではなかった私がしたこと
・T字型人間を目指そう

【第2章】苦境にあえぐエレクトロニクス業界
・「昨日の勝者」が「明日の敗者」になる時代
・業績が落ち込んだ組織は、視野狭窄に陥りがち
・自分を守れるのは自分しかいない

【第3章】新たに必要なのは文系力
・「文系力」を身につけよう
・自分を世界にアピールする方法
・転職がうまくいく人・いかない人

【第4章】日本のものづくり復活のカギ
・エンジニアリングデザインの思考法
・とことんユーザーの立場に立って考えること
・社内のデータをうまく活用しよう
・この国で圧倒的なエンジニアを生み出すヒント

【第5章】エンジニア人生は逆張りでいこう
・家庭はすべての基本だ
・エンジニアに大切な情報の取捨選択法
・英語はエンジニアの命綱
・エンジニアが知っておきたいこれからの就活
・想いを実現するための三つのルール
・事業も人生も逆張りでなきゃ

【対談】城繁幸×竹内健 会社を飛び出した先に道はあるのか?

岡田斗司夫の『カリスマ論』——いまもっとも幸せな生き方とは?

11月 7th, 2015

人々を引きつけ、時にはその人生を——良きにつけ悪しきにつけ——変えてしまうカリスマ。織田信長やヒトラー、スティーブ・ジョブズといったカリスマは歴史を大きく動かしてきました。

カリスマの本質とは、いったい何なのでしょう? 私たちでもカリスマになることができるのでしょうか? カリスマになれない人は、どう生きていけばいいんでしょう?

そんな疑問に答える岡田斗司夫の『カリスマ論』、11月7日、ベスト新書より発売です。

山路は執筆協力で参加しました。

■目次
○第1章 カリスマの時代
・カリスマになったホリエモン
・オンラインサロンという新たなビジネス
・カリスマはビジネスになる
○第2章 カリスマとは何か?
・カリスマの3分類
・カリスマによく似た存在
・カリスマの4要素
・新旧のカリスマビジネスを比較する
○第3章 小さなカリスマと、大きなムーブメント
・「ホームレス小谷」という生き方
・小さなカリスマの答え
・カリスマを育てる
・カリスマを目指す「キングコング西野」
○第4章 イワシとサポーター
・ネット民の乱
・ネットは武器である
・イワシ化する私たち
○第5章 世界に参加する
・カリスマが世界を動かす
・カリスマの時代を生き延びる

Apple Musicで、好きだったアーティストをまた好きになる

10月 23rd, 2015

iTunes Matchをすでに使っていることもあって(これはもう不可欠)、Apple Musicは無料期間が終わった後で解約したのだけど、ソニーやビクターが参加するというニュース(AV Watch「Apple MusicがアニソンやJ-POPなど邦楽強化。ソニーやビクター系参加」)。
そんなにソニー系を聞いているつもりはなかったのだけど、サカナクションとかサンボマスターとかけっこう聞いているなあ……。
iTunes MatchにしかないDRMフリーのダウンロード機能を除けば、Apple MusicのiCloudミュージックで複数デバイスの同期や楽曲のマッチングも行える。

    iTunes Match:年額3,980円→月額約332円
    Apple Music:月額980円

iTunes Matchを辞めるなら、1か月あたり約650円の追加出費でApple Musicを使えるということになるから、まあいいやと思って登録した。
改めてApple Musicに登録して感じたのは、iTunesライブラリと統合されていることの便利さ。Apple Musicが登場してからiTunesのユーザーインターフェイスがどんどん複雑になっていて、正直使いづらいと思っていた。ところが、Apple Musicのラインナップが充実しているのであれば(←ここ重要)、自分のライブラリとApple Music上の楽曲がいっしょに表示されるのは実に使い勝手がいい。
最近あまり聞かなくなっていたアーティストをふと選択してみると、けっこう新譜を出していることがわかったりする。
レベッカも懐かしい!

シングルやアルバムを購入したり、CDレンタルサービスで借りるほどではないんだけど、定額制サービスだと料金を気にせずに好きなだけ聞ける。
なるほどねえ、Apple MusicはiTunesのライブラリを使って、アーティストとファンの関係を再構築することを狙っているわけか。アーティストとファンをつなぐ「Connect」機能でそういうことを狙っているのは頭ではわかっていたけど、ようやくAppleの狙いが腑に落ちた。
日本ではあまり「Connect」は活用されていないけど、今後はアーティストがどうやってファンを囲い込むかが注目されることになりそう。

追記:現在のiTunes for Mac(12.3.1.23)には、Apple Musicに関するけっこうひどいバグがある。Apple Musicで楽曲を公開していないアーティストを「マイミュージック」タブで選択し、「すべて」を選ぶと強制的にiTunes Storeに飛ばされる。それだけでなく、「マイミュージック」タブに戻ろうとすると、またiTunes Storeに飛ばされてしまうのだ。サポートには報告済なので、そのうち修正されるとは思うが。

アップル「株で賞与」制度は普及するか

10月 17th, 2015


「アップル「株で賞与」全従業員に拡大 人材つなぎ留め」というニュースが話題を呼んでいる。ストックオプション(株式購入権)の制度がある企業は多いけど、アップルの新制度は一定期間を超えて勤務したすべての社員が対象になる点が大きく異なる。
この制度は、世界的にかなりのスピードで広まる気がする。

以前に私が手がけた、小飼弾氏と神永正博氏の対談本『未来予測を嗤え!』でも、このテーマを取り上げた。

山路:「つまり、GoogleやAppleに支配されているから対抗しようと考えるのではなく、彼らの株をどんどん買って、影響力を行使すればいいということですか?」

小飼:「そういうことです。インフラに依存しているという意味でプラットフォーム企業に支配されていたとしても、その支配者のオーナーであればいいんです。企業による支配力にせよ、経済的な格差にせよ、結局のところ、問題の根源はオーナーシップが極端に偏っていることにあります。だからオーナーシップをばらけさせるようにしなければなりません。」

(中略)

山路「オーナーシップが重要だといっても、それを今持っていない人はどうやって手に入れればいいんでしょう? 牛丼屋のバイトが社長に直訴したところで、ストックオプションをもらえるわけではありませんよね。」

小飼「そこでやっと政府の出番ですよ。例えば、給与に応じてストックオプションも配らなければならないという法律を作ればいい。それだけで問題の大部分は解決できてしまう。」
(『未来予測を嗤え!』第9講 超巨大企業を所有してしまえばいい)

『未来予測を嗤え!』では、従業員に株式を分配するには法律が必要だろうというスタンスだったけど、アメリカの先端産業ではもうそれどころではない人材獲得競争になっているというのが興味深い。
会社が役に立たない従業員の福祉まで丸抱えする日本の終身雇用はもう維持できなくなっているけど、会社の競争力と従業員のモティベーションを両立できる「株で賞与」制度は1つの解になるかも。

文明再興のマニュアル『この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた』

7月 2nd, 2015


核戦争や感染症のパンデミックといった災厄によって人類文明が滅びたあと、いかにして文明を再興するか? 個人や小集団による無人島でのサバイバルというのではなく、現代文明(とまではいかなくても前近代程度には)の再興は数多くの作品や思考実験のテーマになってきた。
映画『マッドマックス』のように、九九も言えなさそうな奴らが改造車で「ヒャッハー」と走り回る期間はしばらく続くかもしれないけど、何とか文明再興に向けて人々が歩み出そうとすると信じたいところ。
文明再興がテーマの作品として一番有名なSFは、たぶんアイザック・アシモフの『ファウンデーション』シリーズだろう。銀河帝国が滅亡後に訪れると予想される数万年の暗黒時代。その暗黒時代をわずか(!)1,000年に短縮するため、科学者ハリ・セルダンは「銀河の端」にファウンデーションと呼ばれる機関を設営し、人類の知識を集積した銀河百科事典の編纂事業を開始する。しかし、ファウンデーションの真の役目とは……というストーリー(ファウンデーションは、死ぬまでに一度は読むことをオススメする)。
最近の作品では、小川一水の長編シリーズ『天冥の標』(これも超オススメ)が文明再興を大きなテーマの1つとしている。

未来ではなく現在の時点で大災害が起こり、人類の大半が死亡。1万人程度の小集団が何とか生き残った場合、はたして文明の再興はできるのか、できるならば具体的にどうするのかを思考実験したのが、ルイス・ダートネルの『この世界が消えたあとの科学文明のつくりかた』
専門家ではない人々が破壊を免れた現代文明のわずかな遺産と書籍の情報を元にして、どうやって食料その他の調達など当面の生き残り策を実行するのか、そして農業、衣服や医薬品の製造、さらには輸送機関や化学工場の建造まで実現するのかを解説している。
文明再興をテーマにすることで、これまで人類が何千年もかけて試行錯誤を重ねてきた過程をビビッドに追体験できる仕掛けだ。
自分が文明再興を担うつもりになって読むことで、農業や工業といった人間の営みの本質がとてもよくわかる。
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身も蓋もない結論を突きつける『格差の世界経済史』

6月 23rd, 2015

『格差の世界経済史』(グレゴリー・クラーク著、日経BP社)、いやあ身も蓋もない結論を突きつけてくる本です。

あらゆる人の将来性の根底には、社会階級のように見えなくもない、代々受け継がれてきた逃れられない基盤的なものがあると考えられるのだ。(p.8)

研究の手法や対象については、これからほかの専門家がいろいろと突っ込みを入れるのだと思いますが、入手できるデータを元に仮説を検証していく過程はスリリング。こういうのを読むと、「文系学部がうんたらかんたら」といった議論がつまらなく見えてきます。学部が文系だろうが何だろうが、研究に必要ならば理系的な手法、ツールはいくらでも使えるわけで。

しかし、養子の成功度に関する研究は、養子の成功度に生じるばらつきの大半は養父母の影響から生じたのではなく、彼らの生物学上の両親か偶然の影響によるものであることを強く示唆している。生物学的要因は結果のすべてではなくても、その大半を支配しているのだ。ただし、この養子の研究では、社会的介入によってもっとも恵まれない環境に生まれた環境に生まれた子どもの成功度が変わる可能性は否定していない。
 たとえば、知的水準の継承に関する研究では、幼い子どもの知的水準には養父母が大きく影響するものの、子どもが成人に近づくにつれて、彼らの知的水準は生物学上の両親のほうにより似てくることがわかった。(p.370)

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【6刷!】理系の対話で人間社会をとらえ直す『文系の壁』

6月 16th, 2015

文科相が国立大学に対して、文学部や社会学部など人文社会系、いわゆる文系学部と大学院の廃止や転換に取り組むよう求めたことが話題を呼んでいます。
けれど、文系学部の要不要、あるいは文系理系の別、というのはどうも本質的な問題ではなさそうです。
社会の課題に対してどうアプローチするか、「いわゆる文系」の思考には何が欠けているのか。
それを明らかにするため、解剖学者 養老孟司が4人の理系の知性と語り合いました。
その4人とは、『すべてがFになる』などの小説で知られる工学博士森博嗣、手軽にバーチャルリアリティが体験できるデバイス(段ボール製)を考案した脳科学者藤井直敬、話題作『なめらかな社会とその敵』の著者で、「スマートニュース」の運営者でもある鈴木健、『捏造の科学者 STAP細胞事件』で大宅壮一ノンフィクション賞を受賞した毎日新聞記者・須田桃子
養老孟司の『文系の壁』、PHP研究所より発売中です。
山路は、第1章と第3章の構成を担当しました。

■目次
◎第1章 理系と文系———論理と言葉(森博嗣×養老孟司)
・理系と文系の違いとは?
・文系の方がデジタル
・自分1人で楽しめないのは、工夫して自分で問題を解決していないから
・一般人は科学技術に対してどう接するべきか
◎第2章 他社の現実を実体験する技術で、人類の認知は進化する(藤井直敬×養老孟司)
・ティッシュのように配れる仮想現実
・「変わらない」のは何か?
・「前提を問う」ことこそが科学
・ルールは笑うためにある
・どん底に落ちたら、掘れ
◎第3章 「唯脳論」の先にある、なめらかな社会の可能性(鈴木健×養老孟司)
・国家の時代から都市の時代へ
・なぜ、社会科学の問題を細胞から論じるのか
・行政を自動化する
・あらゆる存在がネットワークでつながる世界
・意識がなぜ生まれるのか
◎第4章 ジャーナリズムか、生き物そのものを見るか(須田桃子×養老孟司)
・僕が実験が嫌いな理由
・細胞は、誕生以来、その記憶が途切れたことはない
・実験結果は、やった人の論理に従う
・科学は欧米型、生き方は日本型で
・煮詰まる前にフィールドに出よう