Archive for the ‘stereogram’ Category

ローテクだけど、高精細の3D映像を楽しめる「3Digimini」

土曜日, 6月 12th, 2010

3D映画「アバター」「アリス・イン・ワンダーランド」が立て続けにヒットし、大手メーカーからも3Dテレビが続々登場するなど、今年こそ本格的な3D元年になると言われている。
私もステレオグラム(3D写真)が趣味なので、このブームが盛り上がってほしいと思っている。しかし、3D映像の厄介なのは、出力が面倒なこと。裸眼立体視はできる人が限られるから(できる人でも長時間はキツイ)、撮影した写真や映像を人にさっと見せることがなかなかできない。富士フイルムのFinePix REAL 3D W1はかなりいい線行っているとは思うけど。これ以外だと、アナグリフにして赤青メガネで見るのが、まあ比較的手軽なやり方だ。

ところが、ちょっとばかし面白い製品を、タイドデザインが開発した。「3Digimini」というこの製品は、鏡を使った簡易3Dビューアだ。左右画像を並べて3Digiminiで覗くと、あら不思議、立体映像が浮かび上がる。要は、裸眼立体視(平行法)を補助してくれるわけだ。
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iPhoneをステレオグラム(立体写真)ビューアにする「3DeeShell」

日曜日, 6月 21st, 2009

3DShell.jpg立体写真(ステレオグラム/ステレオグラフ)愛好家は、隙あらば自分の撮影した立体写真を人に見せて自慢しようと思っている(本当)。この時、ネックになるのが写真の表示手段だ。
立体写真をちゃんと立体的に見るためには、
裸眼立体視を行う
・赤青メガネ(アナグリフ)を使う
・専用の立体表示ディスプレイを使う
といった手間がかかる。裸眼立体視ができない人も少なくないし、赤青メガネだと元の写真の色がよくわからなくなる。持ち歩ける立体表示ディスプレイは、まだ一般的ではない……。
そんなわけで、iPhoneがステレオグラムビューアーになるという、Wazabee「3DeeShell」が気になってたまらず、購入してしまった。

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ついに立体映像の時代がやってくる!……といいなあ

日曜日, 10月 5th, 2008

CEATEC JAPAN 2008で個人的に興味深かったのが、立体映像に多くのメーカーが本腰を入れるようになってきたということ。

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立体写真好きの夢、デジタル3Dカメラがいよいよ登場か!?

水曜日, 9月 24th, 2008

「次世代撮像素子を発表した富士フイルム」(デジカメWatch)というニュースによると、Photokina 2008では富士フイルムの立体写真デジカメも参考出品されているそうな(プレスリリース)。
立体写真好きの夢、デジタル3Dカメラがいよいよ現実に!? しかし、日本は欧米や韓国に比べて立体写真の盛り上がりが弱いから、(海外で発売されたとしても)日本で発売されないんじゃないかとちょっと心配。富士フイルムのカタログはこちら

デジカメ用ステレオ静止画フォーマットが策定中

月曜日, 6月 2nd, 2008

ステレオグラム(立体写真)を発表したり、データを受け渡したりする時に厄介なのが、フォーマットの問題。デジカメで撮影した静止画のステレオグラムには、規格化されたフォーマットがないため、制作者がまちまちな形式で作品を発表している。交差法/平行法のどちらで見るかも、制作者次第。
ところが、現在CIPA(カメラ映像機器工業会)で、デジタルスチルカメラ用ステレオ静止画フォーマット規格が策定中で、一般からの意見も募集しているのだ!(STEREOeYeさんからの情報)
デジカメで一般的に使われているDCF規格を拡張したものになっていて、本体画像(非立体の代表画像)については既存の写真関連ハードやソフトでもそのまま扱えるように配慮されているようだ。
規格の策定が進んでいるということは、どこかのメーカーがデジタルステレオカメラを開発していると信じてよいのだろうか?
あと、韓国メーカーが中心となってStereoscopic MAFというフォーマットを開発していると聞いたが、こちらとの関係はどうなっているのだろう(以前の記事)。

日本にも来るか? 立体映画ブーム

木曜日, 12月 6th, 2007

私は立体写真(ステレオグラム)や立体映画といったものが大好きなのだが、日本ではだいたいこういうものは受けない。ランダムドットステレオグラムは今でもそれなりに流行っているけれど、立体視ではなく「目がよくなる」という文脈だ。
ところが海外に目を転じてみると、かなり立体映画が盛り上がっている(関連記事:「注目の3D対決–映画館を支配するのはREAL D?それともドルビー?:スペシャルレポート – CNET Japan」)。「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」も一部のシーンが3Dになっており、対応する映画館なら迫力ある映像を楽しめる。ゲームでも日本は平面的、2Dアニメ的なものが受ける傾向があるし、文化的な背景が関係しているのだろうか? 海外では3DのFPS(一人称シューティング)が受けているし、立体映像を受け入れる素地があるのかも。
こうした3D対応の映画館で使われているのが、「REAL D」「ドルビー3D」。Real-Dは偏光タイプの技術の延長線上、ドルビー3Dはカラーフィルタを使っておりアナグリフ(赤青メガネ)の延長線上にある技術といえるかもしれない(ドルビー3Dでもメガネは使うが赤青ではない)。いずれも従来の3D技術に比べて目が疲れにくく、低コストで実現できるという。
これまではそういう海外の立体映画情報を指をくわえて眺めているしかなかったが、ようやく日本でも3D対応映画館が増えてきそうだ。
東京なら「新宿バルト9」「T・ジョイ大泉」で、「ベオウルフ-呪われし勇者-」「ルイスと未来泥棒」が3D上映(ドルビー3D)されるとのこと(プレスリリース)。
これをきっかけに日本でもステレオグラムとか立体映画が流行ってほしいなあ。

「かぐや」が撮影した月の地形をステレオ動画で鑑賞

水曜日, 11月 28th, 2007

月周回衛星「かぐや」が撮影したデータを元に作成されたステレオ動画がJAXAのページで公開されている。
アナグリフになっているので、赤青メガネを用意すれば誰でも迫力ある月の映像を楽しめる。JAXAも粋な計らいをしてくれるものだ。

これは18禁か? 入水鍾乳洞の奇岩

水曜日, 11月 14th, 2007

○鍾乳洞を立体写真に収める
10月頭、知人に「入水鍾乳洞」へ行かないかと誘われる(「じゅすい」ではなく「いりみず」だ)。ググってみると、もう二度と行きたくないという人もいれば、すごく面白かったという人もいる。とにかく濡れることは必至のようだ。濡れる洞窟となれば、防水デジカメで立体写真を撮るのがスジだろうということで、喜々として現地に向かう(以下の立体写真はクリックで拡大、平行法でご覧ください)。使用したカメラは、ペンタックスのOptio WP+Optio W10。
入水鍾乳洞は基本的に一本道になっており、最初のAコースは明かりもきちんと点いていて濡れずにすむ。その奥のBコースは、明かりは所々あるものの、相当濡れる。最奥のCコースには明かりもないという。
irimizu021.JPG
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irimizu024.JPG

さて、Aコースを進んでいくと、地蔵洞など奇岩がポツポツ現れて、期待をそそる。そして、Bコースに入ると……。何だか、子供に見せてはいけないような気がする光景が広がっていた。

irimizu029.JPG

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世界初?! 裸眼立体視でギャグを成立させた「プ〜ねこ」

金曜日, 10月 26th, 2007

プーねこ 3 (3) (アフタヌーンKC)立体写真好きは、今月25日発売の『アフタヌーン』12月号、「プ〜ねこ」を要チェック。
裸眼立体視できちんとギャグを成立させたマンガは、世界初かも。うーむ、北道正幸さんってすごい……。

(2008年5月5日追記)
裸眼立体視のネタは、単行本3巻に収録されている。もちろん、私は買いました。


MPEGでは立体コンテンツ用フォーマットの規格化が進んでいるらしい

火曜日, 10月 2nd, 2007

私は立体写真やIMAX 3Dといった立体コンテンツが大好きなのだが、日本ではどうもこのあたりのジャンルは人気がない。しかし、MPEG(MPEGは映像の規格名であると同時に組織名でもある)では立体コンテンツのためのインフラを整えようという動きが着々と進んでいる模様だ。3Dコンソーシアムが開催した「技術部会および放送&実写WG共催勉強会」でのメモ。
MPEGのビデオに関する規格には「MPEG-C」がある。MPEG-C part3というのが「StereoScopicVideo Applications and Requirements」で、2Dのビデオ映像と奥行き情報(Photoshopのマスクなどと同じようにグレースケールで表現される)から立体動画を再生しようというもの。1枚の2D画像から立体画像を生成すると、手前の対象物と背景の間でズレができてしまうが(これをオクルージョン(occlusion)というようだ)、MPEG-C part3 v2では背景画像のレイヤーを別に用意することでこれをある程度解消しようとしているらしい。
多視点からの映像(例えば、左右の視点からの画像)を元にした立体映像を符号化する規格としては、MVC(Multi-view Video Coding)が2008年に標準化されるとのこと。MVCはMPEG-4 AVC(H.264)の拡張で、自由視点テレビや立体ディスプレイでの利用が想定されているようだ。MVC v1の入力信号は映像信号(例えば、左右の画像)だけだが、MVC v2ではMPEG-C part3で利用されているような奥行き情報も符号化できるようになる。
あと、立体コンテンツのためのファイルフォーマットとして、Stereoscopic MAF(Multimedia Application Fileformat)の策定が進められているらしい。これは、AVC/H.264やJPEGなど、既存技術を組み合わせて立体コンテンツをファイルベースで配信するためのもの。詳しいことはよくわからないが、例えば立体写真をStereoscopic MAFで保存しておけば、赤青のアナグリフや平行法/交差法の画像もビューア側で自由に生成できたりするかも?
このStereoscopic MAFは数社の韓国企業から提唱されているが、Stereoscopic MAFに限らず韓国は国を挙げて立体コンテンツに取り組んでいると聞く。テレビ放送のDMB、携帯電話などの分野でも立体コンテンツ配信のための技術開発/規格策定を積極的に進めているようである。最近では立体写真の撮影/閲覧ができる携帯電話なんてものも発売されたくらいだ。韓国ではオンラインゲームが日本よりもずっと盛り上がっているし、これが立体コンテンツを推進する背景になっているのかもしれない。