- 2004-05-18 (火) 19:55
- Mac | lifehack | programming

以前にも書いたが、私はインタビュー等の録音にサンヨーのICレコーダー「ICR-S290RM」(Amazon)を、テープ起こし(文字起こし)には「おこしやす」というWindows用のソフトを使っている。
この環境で特に不満はないのだが、最近は取材先に新幹線で行くことが多くなってきた。帰りの車内でテープ起こしをするためにノートパソコンを持っていくのだが、まともに使えるノートパソコンはiBookしか持っていないので「おこしやす」が使えない。キーボードを打ちながらICレコーダーの再生操作を行うのは面倒だし、ICR-S290RMは再生速度の変更ができないのだ。
そこで、Mac OS Xで使える(できれば無料の)テープ起こし用ソフトを探してみたのだが、どうも適当なものが見つからない。
必要な条件は、
・テキストエディタやワープロを使いながら、再生・停止等の操作が行える。
・前後に5秒程度スキップできる。
・再生速度を変えられる。
・一時停止して、もう一度再生する時には、5秒程度前から再生する。
といったところなので、QuickTime Playerを操作するAppleScriptを作ってみた。ダウンロードはこちらから(例によって、使用は自己責任でお願いします)。アーカイブの中には、6本のスクリプトが含まれている(「再生/一時停止」「前後に5秒程度スキップ」「再生速度を15%ずつ増減」「元の再生速度に戻す」)。
ただし、これらのスクリプトだけではあまり役に立たない。iKey、Keyboard Maestro(無料の旧バージョンはこちらからダウンロードできる)やPFKeyAvailerX、QuicKeys Xなどのユーティリティでキーボードに割り当てて使ってほしい。
あと、再生速度を変更したあと、一時停止してまた再生すると、再生速度が100%に戻ってしまう。設定ファイルを作って、そこに再生速度のデータを書き込めばいいのだけど。まだAppleScriptがよくわかっていないし、今のところ使ってみてそれほど困っていないので、とりあえず放ってある。
(2004年5月22日追記)
AppleScriptでは「property」によって値をスクリプトファイル中に埋め込めるんですね! ちょっとした値を保存するためにいちいち設定ファイルの読み書きをする必要がなくて便利。ほかのスクリプト言語にはない面白い機能だなあ。これを使って「再生/一時停止」のスクリプトを書き換えて、一時停止した場合にも再生速度を覚えているように修正した。
(2004年5月28日追記)
iTunesでのテープ起こしを支援するスクリプトを作成。ただし、先述のQuickTime Player用スクリプトと違って再生速度の変更はできない。ダウンロードはこちらから。
(2005年4月29日追記)
QuickTime 7では、再生速度を変えてもピッチ(音の高さ)が変わらないようになった。
(2005年5月21日追記)
QuickTime 7では再生・一時停止のスクリプトが動作していなかったので修正。というか、何でQuickTime 6まではこれで動いていたんだろう……。
(2005年9月12日追記)
QuickTime 7では、再生速度を落としている場合、再生/一時停止のスクリプトがうまく動作しなかったのを修正。
(2006年5月14日追記)
QuickTime 7における再生速度についての問題は、7.1で修正されたようだ。
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