Archive for the ‘Mac’ Category

Apple Musicで、好きだったアーティストをまた好きになる

金曜日, 10月 23rd, 2015

iTunes Matchをすでに使っていることもあって(これはもう不可欠)、Apple Musicは無料期間が終わった後で解約したのだけど、ソニーやビクターが参加するというニュース(AV Watch「Apple MusicがアニソンやJ-POPなど邦楽強化。ソニーやビクター系参加」)。
そんなにソニー系を聞いているつもりはなかったのだけど、サカナクションとかサンボマスターとかけっこう聞いているなあ……。
iTunes MatchにしかないDRMフリーのダウンロード機能を除けば、Apple MusicのiCloudミュージックで複数デバイスの同期や楽曲のマッチングも行える。

    iTunes Match:年額3,980円→月額約332円
    Apple Music:月額980円

iTunes Matchを辞めるなら、1か月あたり約650円の追加出費でApple Musicを使えるということになるから、まあいいやと思って登録した。
改めてApple Musicに登録して感じたのは、iTunesライブラリと統合されていることの便利さ。Apple Musicが登場してからiTunesのユーザーインターフェイスがどんどん複雑になっていて、正直使いづらいと思っていた。ところが、Apple Musicのラインナップが充実しているのであれば(←ここ重要)、自分のライブラリとApple Music上の楽曲がいっしょに表示されるのは実に使い勝手がいい。
最近あまり聞かなくなっていたアーティストをふと選択してみると、けっこう新譜を出していることがわかったりする。
レベッカも懐かしい!

シングルやアルバムを購入したり、CDレンタルサービスで借りるほどではないんだけど、定額制サービスだと料金を気にせずに好きなだけ聞ける。
なるほどねえ、Apple MusicはiTunesのライブラリを使って、アーティストとファンの関係を再構築することを狙っているわけか。アーティストとファンをつなぐ「Connect」機能でそういうことを狙っているのは頭ではわかっていたけど、ようやくAppleの狙いが腑に落ちた。
日本ではあまり「Connect」は活用されていないけど、今後はアーティストがどうやってファンを囲い込むかが注目されることになりそう。

追記:現在のiTunes for Mac(12.3.1.23)には、Apple Musicに関するけっこうひどいバグがある。Apple Musicで楽曲を公開していないアーティストを「マイミュージック」タブで選択し、「すべて」を選ぶと強制的にiTunes Storeに飛ばされる。それだけでなく、「マイミュージック」タブに戻ろうとすると、またiTunes Storeに飛ばされてしまうのだ。サポートには報告済なので、そのうち修正されるとは思うが。

Macでテープ起こし(文字起こし)

金曜日, 7月 12th, 2013

講演やインタビューなどの録音を聞き、テキストを書き起こす作業を「文字起こし」や「テープ起こし」と言います。
文字起こしでは、キーボードから手を離さずに、録音データの一時停止・再生などを行えると、作業効率が格段に上がります。このためのツールとして、Windowsには「Okoshiyasu2」がありますが、Mac用には適当なものがなかったので同等の環境を実現するスクリプトを作りました。
このスクリプトにより、

  • テキストエディタやワープロを使いながら、音声や動画ファイルの再生・停止等の操作を行う
  • 前後に5秒程度スキップする
  • 再生速度を変える
  • 一時停止して、もう一度再生する時には、5秒程度前から再生する
  • といったことが可能になります。
    スクリプトは、キーボードユーティリティと呼ばれるアプリケーションで特定のキー操作に割り当てて使います。
    以下は、OS X 10.8 “Mountain Lion”での使用方法です。

    (さらに…)

    林信行によるアップル本の決定版『アップル・コンフィデンシャル2.5J』増刷です!

    金曜日, 10月 28th, 2011

    4757212542アップルの共同創業者、スティーブ・ジョブズの死は世界に衝撃を与えました。ガレージで起業し、時価総額世界一の企業になるまでの、彼の道のりはまるで映画のようです(実際、映画化されることになりました)。
    では、スティーブ・ジョブズの作ったアップルはいかなる企業であったか?
    1976年4月に創設されたアップル(法人化されたのは1977年)は30年の間に、アップルII、Macintoshという革命的なパソコンを送り出し、DTPやグラフィックの市場を作り出し、創業者をほっぽり出し、ダメダメになって、そうしたら創業者が復帰して息を吹き返し、iPodを大ヒットさせ……etc。
    このドラマチックなアップルの30年(1976年から2006年まで)を余すところなく描いたのが、オーウェン・リンツメイヤー氏と林信行氏による『アップル・コンフィデンシャル2.5J』)(アスペクト刊、各巻税込2100円)です。リンツメイヤー氏の原著『Apple Confidential 2.0』に、ITジャーナリスト林信行氏の書き下ろし原稿を大幅追加(全体の1/3が日本版オリジナル!)。iPodやMac OS X誕生の物語、日の目を見なかった最先端技術、流通や販売戦略の大改革など、長年のMacファンにも知られていないエピソードがたっぷり詰まっています(山路は編集を担当しました)。

    栄光と転落、そして復活と躍進。
    2006年に発売されたアップル本の決定版『アップル・コンフィデンシャル2.5J』が、このたび増刷されることになりました。ぜひご一読ください。

    上巻目次

    第1章 奇跡の転換をもたらしたiPod(日本語版オリジナル)
    第2章 アップル創世記
    第3章 ウォズの放浪
    第4章 アップルIIIの大失敗
    第5章 コード名のすべて
    第6章 億万長者マニア
    第7章 昨日の敵は今日の友
    第8章 夢に終わったIBMとの蜜月(日本語版オリジナル)
    第9章 ゼロックスより愛を込めて
    第10章 マッキントッシュ開発秘話
    第11章 マッキントッシュ・インサイダーズ
    第12章 ほとんど放映されなかった偉大なコマーシャル
    第13章 プレスの目を引くマック
    第14章 マッキントッシュ製品年表
    第15章 1985年と1984年の決定的な違い
    第16章 通信事業のつまずき
    第17章 ジョン・スカリーの目覚ましい出世と驚くべき転落
    第18章 ウィンドウズ――何がまずかったのか?

    下巻目次

    第19章 落ちたリンゴ
    第20章 オープンドックの見た夢(日本語版オリジナル)
    第21章 ATGが作っていたのは未来か混乱か(日本語版オリジナル)
    第22章 アップルを去ったジョブズ――ネクストとその後
    第23章 社会現象を巻き起こしたピクサー
    第24章 スター・トレックの冒険
    第25章 ディーゼル機関車からドクターへ
    第26章 互換機のジレンマ
    第27章 アップル互換機、もう1つの物語(日本語版オリジナル)
    第28章 ドクターの強力な注射
    第29章 コープランド危機
    第30章 マックOS Xの誕生(日本語版オリジナル)
    第31章 アップルの流通・販売革命(日本語版オリジナル)
    第32章 アップルはもう大丈夫?(記事追加)

    NHKネットラジオ「らじる★らじる」「radiko」をMacでタイマー録音して、iTunes/iPhoneに転送する

    木曜日, 9月 1st, 2011

    民放のradikoに続き、2011年9月1日からはNHKもネットでのラジオ再送信を開始した。サービスの名称は、NHKネットラジオ「らじる★らじる」
    当然のことながら、ノイズも入らず本当にクリア。これで語学番組もガンガン聞くぞ!とひとまず言ってみる。
    というわけで、radikoの場合と同様、Macでタイマー録音してiTunes/iPhoneに転送して聞くことにする。
    NHK第1NHK第2NHK FMはそれぞれ固有のURLを持っているから、WebブラウザなどでそのURLを開いて、Audio Hijack Proで録音すればいい。

    ただし、入力ソースをWebブラウザにすると、録音が終わった後ラジオだけをオフにすることができない(Webブラウザ全体が閉じてしまう)ので、
    buiさんの「BRadiko」を使わせていただくことにする。BRadikoは「らじる★らじる」「radiko」の両方に対応したラジオアプリだ。下記の例はNHKのらじる★らじるで説明しているが、radikoの番組についても同様に録音できる。

    (さらに…)

    Parallels Desktop for Mac上のWindowsからDropboxを使う

    水曜日, 12月 1st, 2010

    Parallels Desktop for Mac上でWindowsアプリケーションを動かしている場合、データ保存先をストレージサービスのDropboxにしておくと、ホストのMacやその他のマシンからアクセスできて便利だ。
    しかし、Windows側にDropboxクライアントをインストールすると、Windowsの領域にもDropboxフォルダが作られて全データが同期されてしまう。特にMacBook Airのように、ストレージ容量の小さいマシンでこれはもったいない!
    解決策だが、Parallels上のWindowsからはMac側のドライブがネットワークドライブとして見えるので、これを共有してしまえばいい。こうしておけば、Dropbox用の領域はMac側だけで済む。
    まず、Windowsのエクスプローラから「ネットワーク」を選ぶ。フォルダが共有されていないと「ネットワーク探索が無効になっています。〜」といったメッセージが表示されるのでこれをクリック。

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    iPhoneで音声データの再生速度を変える

    金曜日, 10月 22nd, 2010

    ラジオ番組(radikoを録音する方法はこちら!)など、長時間の音声データをiPhone上で再生する時のTips。
    長い番組を短時間で聴きたいとか、逆に文字起こしするためにゆっくりと再生したいというなら、iTunesに登録してある音声データを「オーディオブック」にするといい。
    オーディオブックにしておくと、再生速度を2倍、あるいは1/2倍に変えられる。
    やり方は、iTunes上でデータを選択して、右クリック→「情報を見る」(command+IでもOK)、「オプション」タブで「メディアの種類」を「オーディオブック」に変更する。

    そして「ブック」タブで「オーディオブックを同期」にチェック。同期したいオーディオブックが入ったプレイリストを指定しておく。

    iPhoneに同期すると、曲再生画面の残り時間表示の下に青いボタンが表示されるようになる。これを押せば、再生速度を変えられる。

    P.S. 本当はAppleScriptでiTunesをコントロールしてこの処理を自動化できるといいのだけど、「メディアの種類」を変更するためのプロパティがなぜか用意されていない。

    (2010年11月5日追記)
    otsuneさんによれば、音声データを「m4b形式」のAACにすることで、オーディオブックとして認識されるとのこと。そういや、だいぶ前にm4b作成用のスクリプトを書いたなあ。懐かしい。
    あ、でも私のスクリプトより、Make Bookmarkableというスクリプトの方がずっと使いやすい。このスクリプトをいじって、Audio Hijack Proの録音後に実行するスクリプトにすれば、radiko→オーディオブック変換→iTunes登録を完全自動化できそう。

    Macの辞書.appでWikipediaが正常に表示されなくなった時の対処法

    日曜日, 9月 5th, 2010

    しばらく前からMacの「辞書.app」でWikipediaが正常に表示されなくなっていた。1画面分しか描画されず、スクロールできなかったのだ。
    どこかのシステムファイルが壊れたのかと思い、そのうち何とかしようと放ったらかしにしていたのだけど、原因はWikipedia側にあったようだ。Wikipediaが新しいUIを導入したのだが、それに辞書.appが対応していないのが原因らしい。下記ブログを参考に、Wikipediaのアカウントを作り、新UIをオフにしたら、ちゃんと表示されるようになりました。多謝!

    ・Wikipediaが辞書.appで使えない場合の処置 | terad.org

    やっぱり辞書.appは便利だと、改めて実感。

    radikoのラジオ放送をタイマー録音して、iTunes / iPod / iPhoneに転送

    月曜日, 3月 15th, 2010

    3月15日から関東・関西の一部エリアで、地上波ラジオ放送のインターネット配信「radiko.jp」が開始された。さっそく聞いてみたが、音質もきれいだし、大いに満足。
    ただ、radiko.jpはWebブラウザでアクセスするから、radio SHARK2でやっていたようなタイマー録音ができない。そこでちょいと工夫して、radikoの放送をタイマー録音して、iPod/iPhoneに転送できるようにしてみた。あ、使っているのは、Macね。
    (さらに…)

    Mac OS Xの「サービス」から、bit.lyを呼びだしてURLを短縮

    月曜日, 11月 23rd, 2009

    Mac OS Xには「サービス」というあまり知られていない機能がある。要するに、あるアプリから別のアプリの機能を呼び出すというものなんだけど、私もあまり使っていなかった。文字列を選択して、shift+command+LでGoogle検索するくらいか。
    ところが、Snow Leopardになって、このサービスが秘かにパワーアップされている。

    【コラム】OS X ハッキング! (341) 知られざるSnow Leopard (サービス編) | パソコン | マイコミジャーナル
    404 Blog Not Found:#osxtips – Scripters のための Automator入門

    ということは、Web上のサービスを使って、好きなようにテキストを加工することができる! 例えば、URLを選択して、bit.lyを呼びだして短縮URLに加工なんてことができそう!
    で、bit.lyを呼び出すRubyやPerlのサンプルを探して作ろうとしたけど、挫折orz。
    もうちょい探してみたら、すでに作っている人がいた。感謝。
    下記のページで公開されているワークフローを、ホームフォルダの「Library/Services」フォルダに入れれば、コンテクストメニューから呼び出せるようになる。

    Bit.ly URL shortening with Mac OS X Snow Leopard Services and Applescript

    service-bitly-1
    service-bitly-2
    元のワークフローは、短縮URLをクリップボードにコピーするようになっていたけど、私は元のテキストを置換するようにして使っている。
    メールにURLを貼り付ける時などに、とても便利。

    Snow Leopardで、辞書.appのデータもダイエット

    月曜日, 8月 31st, 2009

    Mac OS X 10.6 “Snow Leopard”では、目立った新機能はないものの、10.5 “Leopard”に比べてさまざまな部分が最適化されている。OS自体の最適化もそうなのだが、地味なところもしっかり手が入っているのだ。
    その1つが、”Dictionary Development Kit”。Leopardでは「辞書アプリ」(辞書.app / Dictionary.app)用のデータをユーザー自身で作成できるようになった。Snow Leopard付属のDictionary Development Kitで辞書データを作成すると、Leopard上で作るより大幅にデータのサイズが小さくなる。Snow Leopardというより、Xcode 3.2というべきかな。

    以前公開した「英辞郎辞書変換スクリプト」で変換したXMLファイル(v110の英辞郎+略語郎)を、Snow LeopardのDictionary Development Kitにかけてみた。Leopardでは1.3GB(1,481,183,232バイト)だったデータが、Snow Leopardでは986.9MB(986,865,341バイト)に! データサイズが約2/3になっている。
    Snow Leopardでは、辞書データの構造を刷新したのかもしれない。辞書.appでは、Leopard上で作成したデータもそのまま使えるが、時間があればSnow Leopard上で作り直すことをお勧めする。
    ただし、辞書データの作成にかかる時間は大幅に長くなっているので、注意。上記の英辞郎データを変換したところ、makeするのに22時間以上もかかってしまった(初代MacBook)。