テレビを検索可能な情報ソースにする「ガラポンTV」

4月 16th, 2013
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最近よく聞かれるのは、「テレビ番組がつまらない」「テレビってオワコンでしょ」「広告収入が激減」といった話。私自身も、テレビを見るのはだいたい週に2〜3時間程度、しかもリアルタイムで見ることはほとんどありません。NHK「ダーウィンが来た」とアニメを2〜3本見るくらいですね。
しかし、「ガラポンTV 参号機」というちょっと面白げなテレビの録画機が出たので、買ってみました。

この製品は、ワンセグ8チャンネルを24時間、最大90日間(本体のみだと2週間)録画できるというもの。
ワンセグだから画質は大したことありませんが、本体4万円+外付けの3TB HDD約1万円で、3ヶ月の全録ができるというのは、けっこうすごいのではないかと。
全録以上に、録画した番組を活用しやすくなっているのが、すばらしい。録画してある番組をジャンルやキーワードから検索してすぐ再生可能。さらに、iPhone/iPad/Android、パソコンで、家の外から(←これポイント)再生できる製品は、なかなかないんじゃないかな。ストリーミングでの再生に加えて、iPhone用に番組を変換&ダウンロード再生(この作業も家の外からインターネット経由で行える)できるため、圏外や電波の弱いところでも安定して視聴可能。
ガラポンTVを買ったからものすごくテレビを見るようになったというわけではないんだけど、知人の間やメディアで話題になっている番組を検索してすぐ確認できるので、企画や執筆の資料としてこれから重宝しそう。ソーシャルメディアにおける番組の評判も見られるし。
実家に設置しておけば地方限定の番組も見られるんだけど、ガラポンTVだけでなく、インターネット回線やパソコンも親の代わりに設定しないといけないから、これはちょっと無理かな……。

オワコンと言われているメディアでも、検索可能にしたり、ソーシャルメディアと連携したりするだけで、利用価値がぐっと上がるというのは興味深いです。「テレビとネットの融合」をまさに体現している製品だなあ。

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