Archive for the ‘Windows’ Category

マスターマネー5がEdyデータ取り込みに対応

火曜日, 12月 12th, 2006
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以前のエントリで、EdyやSuicaでは利用履歴の管理が行いにくい旨を書いたが、プラト「マスターマネー5」Edyデータ取り込み機能が追加されたようだ。利用にはPasori(パソリ)が必要。
あちこちのネット記事を見ると、Mac用のParallels Desktop日本語版)でもPasoriが使えているようだし、ちと気になる(最近はマスターマネー5もParallels上で使っていたりするのだ)。

(2006年12月13日追記)
Suica対応についてプラトに尋ねたところ、現状JRが一部企業にしかデータを公開していないためマスターマネー5側では対応できないとのこと。

ついに日本国内FM放送にも対応! USBラジオチューナー「radio SHARK 2」

月曜日, 12月 4th, 2006
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ラジオに興味のない人にとっては何のこっちゃという話ではあるが、パソコンに接続できるラジオを欲しがっている人は少なくない(たのみこむでもけっこうなリクエストが上がっている)。パソコンに接続できて何がうれしいかといえば、録音データを柔軟に扱えるということに尽きる。設定したスケジュールに合わせて番組を録音し、それをiTunesなどで聞いたり、さらにはiPodで持ち運べればこんなに便利なことはない。
radioSHARK2_1.jpgこういうことができる製品というのはあまり多くないのだが、その中で注目されているのがGriffin Technologyradio SHARKという製品だ。パソコンにUSBで接続すれば、上に述べたようなことが手軽に行えるというAM/FMラジオチューナーである。ライブで聞いている番組をちょっと巻き戻して聞き直すことだってできてしまう。ただし、欠点もあって、まず日本のFM周波数に対応していない。また、日本語環境でのWindowsでは付属アプリケーションから音が出ないので、別の録音用アプリを組み合わせるなど工夫が必要になる(WindowsでradioSHARKを使う方法については、こちらこちらのページが参考になる)。(※2008年1月21日追記:日本語環境のWindowsでもきちんと動作するようになった。詳しくはこちら

あともうちょっとで完璧なのに……というユーザーの声が届いたのか、ついに後継モデルのradio SHARK 2Amazon)が発売されたので直販ページからすぐさま購入。前モデルは白だったが、今回は黒。たぶん同じ金型を使っているのであろう、形状は前モデルと同じである。
はやる気持ちをおさえつつ、radioSHARK2をMacBookに接続して、付属アプリケーションを起動。「Preferences…」の「Tuning」タブで「FM Tuning range」を「Japanese」に変更すると……ちゃんとJ-WAVEが聞こえてきた! アプリケーションのバージョンは前モデル用のものと同一なのでハードウェアのチューナーチップだけが変更されているのだろう。
radioSHARK2_app.png受信感度自体は前モデルとそれほど変わらない。AMの場合、NHK第一、NHK第二、AFNはなかなかクリアに入るが、ニッポン放送など周波数が高めの局ではノイズが乗るのも同じだ(東京23区内の木造家屋)。FM放送に関しても驚くほどクリアというわけではないが、まずまず。radioSHARK 2のパッケージにはUSBの延長ケーブルとヘッドフォン端子に差すFM用アンテナ線が付属している。これらのケーブルを使うと、受信状況はそれなりに改善されるようではある。私の部屋はかなり電子機器のノイズが多いと思われるので、受信感度に関してはこれからいろいろ工夫していこうとは思っている。(2006年12月7日追記:radio SHARK 2のアンテナ端子にフィーダー線のFMアンテナをつなぐ方法はこちら
念願のFMも聞けるようになり、Mac用の周辺機器としてはかなり満足度高し。まあ、マルチディスプレイ環境だとradio SHARKアプリを別ディスプレイ上に動かせなかったりとか、詰めの甘さはまだあるけれど、実用上は問題にならない。

ついでに、Windows XPマシンにもつないでみる。おお、日本語環境のWindows XP上でもちゃんとradio SHARK v2アプリケーションでラジオ番組が聞ける! しかし、困ったことにWindows版radio SHARKアプリケーションでは、FMの周波数を日本仕様にすることもできないし、AMの周波数の刻みを9kHz単位にすることもできない。また、ラジオ番組から自動的に曲を抽出するSnaptune Oneというアプリケーションが付属しているだが、こちらからもFMは受信できなかった(チューナーの目盛り自体は、日本仕様にも対応しているのだが)。

(追記)
Griffin Technologyのサイトを見ると、radio SHARK 2のキャッチコピーが「AM/FM and Internet Radio with Time-Shift Recording」になっている。どのあたりがインターネットラジオなのかと思っていたら、インターネットラジオの録音ソフト「iFill」がradio SHARK 2のパッケージに同梱されていることを指しているようだ(このソフト自体はradio SHARK 2と連携するわけではないけど)。

(2008年1月21日追記)
Windows版でも専用アプリケーションがきちんと動作するようになった(Inepeeさん、情報どうもです)。Windows版については、こちら

(2009年2月28日追記)
Windows版radio SHARKアプリケーションは、ユーザーアカウントに日本語が含まれていると動作しない模様。この場合、半角英数字だけのユーザーアカウントを新規に作成し、こちらでログインして、radio SHARKアプリケーションをインストールし直すことで動作する。

NewsGator + NetNewsWireで読むRSSフィード

水曜日, 8月 2nd, 2006
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ここのところしばらくRSSリーダーをほとんど使っていなかった。せいぜい共同作業用Wikiの更新チェックをするくらい。理由はやはり大量の未読エントリ恐怖症。大量のエントリがたまって憂鬱になってしまうのだ。
しかし、特定のトピックを追いかけたりするには、RSSリーダーが便利なことも事実だ。よく読むフィードと読まないフィードを随時整理していけばいいんじゃないかと思い直して、改めてRSSリーダー環境を整備してみることにする。
レンタルサーバーを借りているんだからとFreshReaderをインストールしてみたり、FeedPathでタグを使ってみたりしたのだが、イマイチしっくりこない。どのサービスもかなりよく考えられており、特にソーシャルブックマークの考え方を取り入れたFeedPathのタグはすばらしいのだけど、Webブラウザで使う限りユーザーインターフェイスに制約がある。登録したフィードのカテゴリをあれこれいじって整理しようとした時に、Web上のRSSリーダーだとやりにくい。
じゃあ、アプリケーション型のRSSリーダーにするかというと、複数のパソコンでの未読/既読の同期とか、携帯電話からのアクセスがしにくいということもあって……。
そういや、愛用していたMac用のRSSリーダー「NetNewsWire」がNewsGatorに買収されたのだったなと思って久しぶりに使ってみると、これが実によいのだ。NewsGatorはWeb上のRSSリーダーサービスなのだけど、NetNewsWireやWindowsのOutlook用プラグイン「NewsGator Inbox」、「FeedDemon」と同期できる。登録フィードだけでなく、未読・既読の状態も同期できるのだ。こういうことを行うためには、有償のNewsGator Online Premiumでないといけないのだけど、NetNewsWireのユーザーなら2年間無料で使えるようだ。完全に見逃していたなあ。
NetNewsWire上でフィードの整理も楽にできるし、携帯電話からの閲覧機能も必要最小限とはいえ使い勝手は悪くない(W41CAの場合、EZブラウザではうまく日本語が表示されないが、PCサイトビューアなら問題ない)。AppleScriptを使えば、はてなブックマークへのエントリ追加も楽にできる(Brewed Fresh Dailyで公開されているdel.icio.us投稿スクリプトをちょっと修正すれば、はてなブックマーク用のスクリプトになる。最後から2行目を「open location “http://b.hatena.ne.jp/add?mode=confirm&url=” & u」に変更すればOK)。
しばらくはこの環境でやっていこう。

Mac OS Xでは、テキスト入力時に黒い背景だとマウスポインタが見えなくなる

日曜日, 7月 2nd, 2006
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DOS時代からテキストエディタに親しんでいることもあって、私はテキストエディタの背景を黒、文字を白にして使っている。Windows XPでは、背景が黒の場合、当たり前のようにマウスポインタ(Iビーム)が白くなる(白の背景と黒の背景の境目に置くと、マウスポインタは部分的に白くなる)。ところが、Mac OS Xでは、Iビーム形状のマウスポインタについてこういう処理が行われない。要するに、テキストエディタで背景を黒にすると、マウスポインタが見えなくなってしまうわけだ。以前、Mac用テキストエディタの開発者にうかがったところ、どうもこれはMac OS Xの仕様らしく、改善の要望は出しているもののまだ反映されていないということ。
Parallels Desktop for Mac上のWindows XPでも同じ問題が起こる。Parallels Desktop for MacにWindows XPを入れた直後は、マウスポインタをWindows側が制御しているため、黒の背景でIビームはきちんと白くなる。ところが、Parallels Toolsという付属ツールをインストールすると、マウスポインタの制御をMac OS Xが行うようになるためか、Iビームの挙動もMac OS Xと同じになってしまうのだ。
たぶん、マウスポインタカスタマイズツールのMighty MouseがインテルMacに対応すれば、このあたりは解決すると思うのだが。
Mac OS XとWindows XPの仕様についてのニッチな話でした。

(2007年7月28日)
久しぶりにMacのテキストエディタをいじってみたところ、背景色が黒の時でもちゃんとIビームが見える。OSのアップデートで修正されたのかな? ただし、Parallels上のWindowsアプリに関してはIビームの挙動は相変わらずで、背景色が黒だと見えなくなってしまう。

Mac OS X上のWindows XPでテキスト入力

土曜日, 7月 1st, 2006
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Macを使い始めて5年以上は経つが、未だに長文のテキスト入力はWindows上で行っている。Mac OS X用にもJedit Xなどのテキストエディタはいろいろ出ているのだが、どうも手になじまない。
ところがMacBook上で最近話題のParallels Desktop for Macを使うと、このあたりがいい感じで解決できそう。Parallels Desktop for Mac上のWindows XPはなかなかの動作速度だし、7月1日に発表されたばかりのAppleK for Parallelsを使うと、Mac用キーボード特有の「かな」「英数」等のキーもWindows上できちんと動作する。
しかも、Parallels Desktop for Macでは、ゲストOSとホストOS間で共有フォルダを持てるようになっている。Mac OS Xの通常のフォルダに作成したファイルを、Windows用のテキストエディタでそのまま編集できるわけだ。WindowsとMac OS Xの両方で(同じバージョンの)ATOKを使っている場合、ATOK Syncでユーザー辞書を同期できるのもいい。
テキストエディタのためだけに、大量のメモリを使ってWindows XPを動かすっていうのも変な話なんだけど、やっぱり快適なんだよなあ。

Volume Logicで音が「立つ」!

金曜日, 4月 14th, 2006
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VolumeLogic.jpgここのところ、BOSE「M3」の音に感動して、あれこれと曲を聞きまくっている。ただ、曲によってはM3でもイマイチ臨場感が出ないことがある。エンコードする際のビットレートを上げたり、コーデック(MP3をAACにするとか)を変えたりしても、「ちょっとよくなったような気がする」という程度でそれほど劇的な効果はないようだ。特に原盤の録音が古いものはどうしようもないかなと思っていた。しかし、こういうのを改善するプラグインってあったような気がして検索したら、すぐに見つかった。Octivの「Volume Logic」というiTunes用のプラグインだ(Windows版とMac OS X版がある。現在のところ、Intel Macには未対応)。そういや、以前にデモ版を試したことがあった。その時は、確かに音が厚くなるなあと感じたけど、購入には至らず。
改めてVolume Logicを導入してみると、その効果に驚いた。録音年が古い曲とか、何か音がはっきりしないと思っていた曲の音が「立つ」という感じ。放送局などで使われているデジタルリマスタリング技術を使っているそうだが、とにかく不思議。単純に音量が上がるのではなく、個々の楽器の音がくっきりとしてくる(いろいろ聞いてみると、曲によっては、Volume Logicをオフにしたほうが迫力が出ることもあるようだ。特に最近録音されたポップスなど)。
知らないうちに、音に関するハードウェアやソフトウェアがものすごいことになっているな。

アウトライン機能付きのテキストエディタが盛り上がってきた?

月曜日, 3月 20th, 2006
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私が現在愛用しているテキストエディタは、WZ EDITOR。なかなか他のソフトに乗り換えられない理由の1つ(ほとんどすべて?)はアウトライン機能だ。プレーンテキストの状態のまま、見出しを階層構造で管理できてとても重宝する。表示の更新もリアルタイムに行われ、使い勝手が抜群。長文の場合、アウトライン機能の有無で文書全体の見通しやすさがまったく変わってくる。PCJapan用語辞典の編集作業も、この機能のおかげでかなり効率化できている(実はアウトライン機能のために、秀丸からWZに乗り換えた)。
ただし、WZ EDITORのバージョンアップはここのところ、ぱったり止まっている。重大なバグは(少なくともテキストエディタ部分には)それほど多くないのだが、改行なしの巨大テキストデータを扱おうとするとものすごく遅くなったりするのは何とかならんものか。
そんな風に思っていたら、アウトライン機能付きのテキストエディタが立て続けに発表された。秀丸はv6.00からアウトライン機能を搭載するようだし、さらにはEmEditorも! 両ソフトの仕上がり具合によっては、乗り換えも考えるかな。
最近、Macでかなりの作業を行うようになってきたのだが、プレーンテキストのままアウトライン構造を扱える手頃なテキストエディタがなくて困っている。結局長文を書くときは相変わらずWindowsを使わざるを得ない状況だ。Carbon Emacsを使ってみようかとも思うのだけど、アウトライン機能の使い勝手が上に挙げたソフトウェアとかなり異なるし、ちょっと大げさすぎるんだよなあ。

メールのMessage-Idを一覧表示

火曜日, 3月 7th, 2006
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メールのMessage-Idを一覧表示させる必要ができたので、そのメモ。
OutlookのVBAにはMessage-Idを直接取得するためのプロパティが用意されていない。何やらCDOを使ってMAPIを呼び出すとか、Redemptionというツールを使う必要があるらしい。Outlook TipsというサイトにMAPIを利用したサンプルが掲載されていた(動作は未確認)。
これに比べて、Mac OS XのMail.appはすごく簡単。Message-IdをAppleScriptから直接取得できる。以下は、Mac OS Xに収録されていたMail.app用サンプルスクリプトをちょこっといじったもの。Mail.app上でメールを選択しスクリプトを実行すると、ダイアログにMessage-Idのリストが表示される(利用は自己責任で)。

(さらに…)

ネットストレージ戦略を根底から覆すFolderShareの衝撃

火曜日, 1月 17th, 2006
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複数台のパソコンを使っていると、別のパソコンにあるデータを参照する必要がどうしても出てくる。会社内、企業内であればLAN上の共有フォルダを使うのが一般的。出先でも使いたいのであれば、.MacのiDiskなどのストレージサービスを使うことになる。最近は、iDiskの容量も増えて快適になったなあと喜んでいたのだが、時代はもっと進んでいた。
ネット上で話題になっているFolderShare(マイクロソフトが最近買収した)というP2Pのファイル共有サービスを使ってみた。すごいすごいと騒がれていたのだが、本当にものすごい。
必要な操作は、共有したいパソコン上にFolderShareのクライアントソフトをインストールし、アカウントを作成するだけ。しかもタダ。これだけでパソコン内のファイルをインターネット経由でどこからでもアクセスできるようになる。指定したフォルダを友人と共有することもできる。あまりにも操作が簡単だから、他人がパスワードを知ったりしたらと思うと恐ろしくなる。
このFolderShareは、ネット上のストレージ戦略を根本から変えそうだ。少なくとも、数GB程度のオンラインストレージを提供するサービスの需要はがくんと落ちるだろう。現在、容量を競い合っている各種のネットワークサービスも根本的な戦略の見直しを迫られるに違いない。本当にネットの進化は予測できないものだな。それにしても、この技術に目を付けたマイクロソフトはさすが。

Outlookのデータファイルを新形式に移行する

金曜日, 12月 16th, 2005
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Outlook 2003を使っていると、データがファイル容量の上限に達した旨のメッセージが出てしまった。Outlook 2002まではデータファイル(pstファイル)の上限は2GBなので、古いメールは別ファイルにして管理する必要があった。Outlook 2003では、Unicodeにも対応した新しい形式のpstファイルが使えるようになり、こちらのデータ容量は20GB。私は古いバージョンからデータを引き継いだので、旧pstファイル形式のまま使っていたのだ。
この機会に新しいpstファイル形式に移行しようと、まずダイアログを閉じる(「ごみ箱を空にする」などの応急対処法が表示されているが、やはり実行する前にバックアップを取ったり確認したいから)。

(さらに…)