Archive for the ‘PDA’ Category

CLIE PEG-TH55で高まる物欲

水曜日, 2月 4th, 2004
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ソニーから、CLIEの新しい機種「PEG-TH55」が発表された。薄型Tシリーズの後継で、ハイレゾ画面(320×480ドット)の機種は、CLIEファンがみんな待ち望んでいたものだと思うが、それがようやく登場したわけだ。
私も激しく物欲が高まったのだが、いくつか気になることが。
Bluetoothを内蔵しなかったのは、普及度合いから考えて仕方がないにしても、CFタイプのPHSを使えるアダプタが用意されていないのは残念。といいつつ、それほどPDAでWebを見たり、メールを受信する必要というのはないかな。電車の経路探索やメールは携帯電話で見られるわけだし、いざ必要となれば携帯電話につなげばよい話ではある。モバイルコミュニケーションアダプタはそれほど大きくないから、今使っているPEG-N700Cの通信環境に比べたらマシか……。
もう1つ、CLIE Organizerについて。手書きメモやボイスメモを混在できたりと、かなり意欲的な仕上がりになっているようだが、データの互換性が気になる。PC用のアプリケーションとして、「クリエ オーガナイザー for PC」が付属するとのことだが、専用ソフトでないとPC上で扱えないのはちときつい。特に私は、OutlookをメインのPIMとして使っているので。ところが、ASCII24の記事で、Palm OS標準の予定表/アドレス/To Do/メモ帳とデータの互換性がある。との記述が! もしかしたら、他のPalm用PIMソフト(Datebk5など)と同じく、コメント欄を利用して、独自機能を実現しているのかもしれない。いずれにしろ、Palm OS標準のPIMと互換性があるなら、Outlookとの連携も大丈夫そうだ(手書きメモなどは見られないだろうが)。
かなり買う気持ちになってきた。しかし、NX系の新型もそろそろ出てもおかしくないし、ちょっと悩みどころではある。

Outlook2003に移行する

火曜日, 12月 30th, 2003
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ちょっと前に「Office Professional Edition 2003 アップグレード」(Amazon)を買ったのだが、なかなかインストールする機会がなかった。インストールするだけなら手間はかからないが、PDA(CLIE)との同期や、サーチクロスAmazon)で検索ができるかなどを検証する必要がある。
年末のバタバタがある程度落ち着いたので入れてみることにした(まだ終わっていない作業もあるけど……)。Office 2003といいつつ、興味を持っているのはOutlook2003だけである。
私はIntellisyncを使ってCLIEとOutlookを同期させているが、今まで使っていたIntellisync for Palm /Workpad 3.5JはOutlook2003に対応していないので、5.2Jにバージョンアップ(Amazon)。Outlook2002からOutlook2003にバージョンアップする前に、Intellisyncがきちんと動作するか試してみた。

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有機EL搭載のCLIEが来春登場?

日曜日, 12月 28th, 2003
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有機EL使った次世代PDA、ソニーが来春発売という記事。やはりCLIEのことなのかな?
PEG-N700Cのバッテリがかなりへたってきているから、いい奴が出たらすぐにでも買い換えたいところなんだが。胸ポケットに収まる小さい奴(通信用スロット付きで)をお願いします。

マスターマネー4、ようやく発売

土曜日, 10月 18th, 2003
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以前、Palmと連携して使える現金出納帳として、Master Money 2002というソフトを取り上げた。「マスターマネー家計版4」はすでに発売されていたのだが、Master Money 2002のバージョンアップ版となる投資管理機能付き「マスターマネー4」Amazon)は発売が遅れていた。確か最初の案内ではこの前の冬に発売予定だったような。何度か発売が延期されて、もう出ないのかもと諦めかかっていたところ、ようやく発売された。このメーカーは、えいご漬けAmazon)が最近ヒットしているようだから、そちらの方に開発リソースを取られていたのか。そんな詮索はさておき、さっそく使ってみることにする。

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PDAで新聞を「聴く」

木曜日, 10月 16th, 2003
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国際福祉機器展H.C.R.2003で、日本通信は「ユビキタス・ラジオ」を展示していた。これはWebページを巡回してPocket PCに取り込み、それをText to Speechで読み上げるというパッケージ製品だ。
ubiquitousradio.png

ハードウェアはPocket PC 2002搭載のPDAに、同社のb-mobileを組み合わせたもの(一般のインターネット接続はできない)。コンテンツ内容を見ると、「毎日インタラクティブの一部」「Sankei Webの一部」「SANSPO.COMの一部」「大前研一通信の一部」「Digital トゥデイ」「青空文庫」となっている。「一部」というのがどれだけかは気になるが、コンテンツの充実次第ではけっこうお得かもしれない。

Palm用の日本語版Adobe Reader

水曜日, 9月 24th, 2003
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遅れていたPalm用の日本語版Adobe Readerがついに登場した。PDFを見られるPalm用アプリケーションとしては、CLIEに付属する「PicselViewer」や「RepliGo」(詳しいレビューはこちら)もあるわけだが、これらはいずれもコンセプトが大きく違っている。
PicselViewerはPDFファイルをそのまま閲覧できる。ただし、メモリを多く消費するからちょっと大きめのPDFだと開けないことが多い。RepliGoは独自形式に変換する手間がかかるが、その分メモリ消費量が少ない。
Palm用のAdobe Readerは、RepliGoと同じくPDFをPalm用に変換して閲覧する。「タグ付き」のPDFであればPalm上で割とまともにテキストが読める(Acrobatがあれば、タグ付きでないPDFにタグを付けることもできる)。テキストをドラッグして選択し、別のアプリケーションへコピーすることも可能だ。テキストの多いPDFを読むのであれば、Adobe Readerが便利かもしれない。

KPiloV1がRSSに対応

火曜日, 9月 2nd, 2003
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Webページを巡回し、MeDocに加工してPalmで読めるようにする「KPiloV1」がRSSに対応したとのこと(kamicupさん、連絡どうもです)。これでblogサイトをざっと巡回して、Palm上で内容を読めるようになる。
あとは、eblog: Pocket PCでRSSを使ってWEBを見るで紹介されているようなRSSリーダーがあれば完璧ですね。

IT業界における異文化の理解

金曜日, 8月 8th, 2003
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ZDNN「「十二単」をまとったスウェーデン製日本語手書き認識ソフト」では、文字認識ソフト「Decuma Japanese」開発者のインタビューが掲載されている。
Decumaは、文字認識率の高さと使いやすさで話題なのだが、開発者がこんなことをいっている。

Decuma Japaneseで使用されている入力枠ですが、これは日本人が子供の頃に書き方の練習を行ったあの枠からきています。Decuma Chineseで使っている枠も、中国にある同じような用紙をかたどったものです。書くという行為になじみ深いものを連想させるようにデザインされているわけです。

認識文字の候補が9個のマスになっているのも、中国古来の書道学習法である九宮格(補助線の入った9個のマス目)をイメージしていますし、紙がめくれたようなアイコンは下に何かがあってめくりたくなるような感じですが、これは日本の十二単(ひとえ)を背景にデザインされています。

異文化研究の深さが半端じゃない。ソフトウェア開発を通しても、他国の文化を理解することができるのだなあ。

PalmでRSSが読める?!KPilo V1に期待

水曜日, 8月 6th, 2003
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kamicup氏のKPilo V1は、Web巡回ツールだ。(PC上で)指定したWebを自動的に巡回し、取得したデータをDOC形式(Palm OSデバイスで使われる文書形式)に変換、Palm OSデバイスにインストールしてくれるというもの。
現在開発中のバージョンでは、RSSフィードへの対応も検討しているという。これが実現されれば、いつもチェックしているblogの記事を出先でも手軽に読める! これはすばらしい。ぜひぜひ、実装の検討をお願いいたします。

モノの使いやすさとは?

火曜日, 7月 15th, 2003
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使いやすいモノを作るのは本当に難しい。機能を盛り込みすぎるとどの機能がどこにあるのかさっぱりわからなくなるし、見た目の美しさを追求しすぎると使い勝手が悪くなることも多い。今の携帯電話なんかは、使いやすさという観点から見るとかなり厳しいのではないか。
「使いやすさ日記」では、電子機器だけでなく、身の回りにあるモノの使いやすさを評価している。ソフトウェアからエレベーターまで、なかなか鋭い切り口で読み応えがある。
使いやすさについて論じたものとしては、(3年前とちょっと古いが)『コンピュータは、むずかしすぎて使えない!』もおすすめ。著者は、VisualBasicを開発したアラン・クーパーだ。