超てきとー、InDesign入門(その2)

7月 29th, 2003
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(前回からの続き)
次は画像を配置してみよう。これも非常に簡単、Explorer等から画像ファイルをドラッグアンドドロップするだけだ。配置した画像は適当にサイズや位置を調整するわけだが、この時注意しなければならないことがある。
InDesignでは、画像枠をドラッグしてサイズ調整する際、そのままドラッグするだけだと「トリミング」になる。つまり、大きな画像の一部だけを切り取って(実際に切り取られるのではなく、見かけ上)表示するのだ。画像の縦横比・トリミングを保ったままサイズを変更したいのであれば、「Ctrl」+「Shift」キーを押しながらドラッグしよう。前回でも述べたが、Ctrlキーを押している間は選択モードになるから、テキストモードと選択モードをいちいちパレットで切り換える必要はない。
さて、画像を配置したらテキスト回り込みの設定を行う。その前に、「ウィンドウ」→「テキストの回り込み」で、テキストの回り込みパレットを表示しておく。テキストを回り込ませたい画像枠を選択(選択モードでなければ、「Ctrl」+クリック)したら、テキストの回り込みパレットで回り込みの種類を選択し、上下左右にどれだけの空きを作るかを指定する。回り込みの種類は、左から「回り込みなし」「境界線ボックスで回り込む」「オブジェクトの形で回り込む」「オブジェクトを挟んで回り込む」「次の段へテキストを送る」となっている。
id_exp4.png

これで本文と画像を配置できた。記事のタイトルや見出しなどは、(グリッドツールではなく)「フレームツール」で適当に置いていけばいいだろう。
このほか、段落スタイル・グリッドスタイルを使えば、テキストのスタイルを簡単に変えられて便利だが、ラフレイアウトを描く程度であれば、以上の手順だけでほとんど事足りるはずだ。(続く)

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