カーボンナノチューブでできた世界で最も「黒い」物質

5月 19th, 2009
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cnt_blackbody.jpg科学分野で使われる用語に「黒体」(こくたい)がある。黒体というのは、あらゆる光を完全に吸収するという物体。ブラックホールは近似的に黒体と見なせる物体はあるが、現実には存在しない。
ところが、産総研は「カーボンナノチューブ黒体」を開発したのだという。
実際に見せてもらった「黒体」は名前の通り、とにかく黒い! ストロボを焚いてもまったく反射しない。しかも、赤外線から可視光、紫外線まであらゆる波長の光を99%も吸収するというのだから、驚きだ。このカーボンナノチューブ黒体、作ろうと思って作ったわけではなかったそうだ。
詳しくは、以下の記事で。

カーボンナノチューブでできた世界で最も「黒い」物質 | WIRED VISION

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