Leopardはマウスの小ネタが効いている

10月 31st, 2007
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Mac OS X 10.5 Leopardでは、細かいけれど、使い勝手を大きく向上させる改良がいくつか行われている。代表的なものがマウス。

Windowsでは、アクティブでないウィンドウもホイールでスクロールできるようにするユーティリティがいくつか発表されている(ZTopなど)。Macでも同じようなユーティリティがないかずっと探していたのだが見つからなかった。それが、Leopardでは(初期状態で)アクティブでないウィンドウもホイールで自由にスクロールできる! これができると、複数の書類を参照しながら作業するのがとても快適になるのだ。
また、Leopardの「辞書」アプリはcontrol+command+Dでいつでも呼び出せるのだが、キーを押しっぱなしにした状態でマウスを動かすと、カーソル位置にある単語の意味を次々に表示してくれる(Firefoxなど、対応していないアプリケーションもある)。これは実に便利。Windowsには、Babylonという強力な辞書ソフトがあるのだが、これに近いことが標準で実現できるようになった。Windows版とMac版の両方が発売されているソフトでも、従来Mac版にはマウスオーバーでの辞書引き機能がなかったりしたのだが、今までMac OS Xにはそういうマウス関係のAPIが用意されていなかったのかな?

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