ニンテンドーDSiのセキュリティってどうよ?!

11月 13th, 2008
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ニンテンドーDSi ブラック無線LAN(Wi-Fi)で使われている暗号方式のWEPは一瞬で解読できる方法がすでに提案されていることもあり、より強力なWPAを使うのが今の趨勢になっている。
しかし、ニンテンドーDSおよびDS Liteでは、WEPにしか対応していない。新型のニンテンドーDSiはWPAにも対応していると聞いていた。任天堂のページにも、ニンテンドーDSiでは、セキュリティ面なども向上し、より安心して楽しむことができます。と書いてある。しかし、実際に使ってみて愕然!


確かに、DSi用のインターネットブラウザなんかはWPAに対応しているが、DS用のゲームからはWEPでないとつなげないのだ。家中のWi-FiネットワークをWPAに統一していたら、DSのためにやっぱりWEPでアクセスできるアクセスポイントを作らないといけない。私はFONに加入してるから、自宅用のプライベートスポットをWEPにすればいいんだけど(FONのルーターと相性の悪いDS用ソフトもある)。ネットを覗いてみると、これに関する書き込みが山のように見つかった。ああ、事前に調べておけばよかった……。
しかも、ニンテンドーDSiと同日発売の「歩いてわかる 生活リズムDS」もWPAには非対応。こんなのアリなのかい? 
旧型のDSやDS LiteをWPA対応にできないというのはわかる(高度な暗号化にはCPUパワーが必要になるし)。Wi-Fiアクセス用ライブラリがソフトのカード側にあることも知っている。しかし、DSiなら、古いソフトを読み込んだときに本体側ライブラリを使わせるようにするとかできなかったのだろうか。一歩譲ってそれが難しいとしても、新しいソフトはしっかりWPA対応にしてほしかった。
DSi自体はまるで携帯版Wiiというべき雰囲気のUIになっており、実にいい仕上がり。それだけに惜しい。

歩いてわかる 生活リズムDS(「生活リズム計」2個同梱)

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