2007年06月08日
[テレビ番組や機器] , [携帯電話]
MediaFLOはただの携帯電話向け放送サービスじゃないらしい
携帯電話向けのテレビ放送として注目を集め始めているMediaFLO。しかし、MediaFLO Conference 2007での話を聞いているうちに、だいぶイメージと違うことがわかってきた。もちろん、テレビ放送的なサービスがMediaFLOの目玉になるのは間違いないのだろうが、もっと汎用的なインフラになる可能性があるようだ。
流すデータは動画だけでなく、静止画や音声、テキストでもいい。ストリーミングだけでなく、蓄積型のクリップキャスティングの形態もあるから、疑似VOD(ビデオ・オン・デマンド)的にも使える。携帯電話網とは別の、大容量データを配信するためのインフラということか。携帯電話会社は、MediaFLOを使うことで、大量のデータを安価に配信でき、新しい課金ビジネスを作り出せる(かもしれない)ということなのだな。
ちょっと興味深いのは、クアルコムのビジネスモデル。クアルコムは、チップセットメーカーに対してMediaFLOを無償でライセンスする。また日本でのMediaFLOビジネスも自らが手がけるわけではない。
MediaFLOなどを利用した魅力的なサービスが出てくることで端末の買い替え需要が増し、結果的にクアルコムのチップセットが売れるという図式らしい。あとは、MediaFLOサービスを手がける企業(クアルコムはメディアフロージャパンの株主)からのキャピタルゲインなど(きっとそれだけではないんだろうけど)。担当者によれば「風が吹けば桶屋が儲かるモデルです(笑)」とのこと。
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