J:COMのHDD搭載セットトップボックスに期待

3月 10th, 2006
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J:COM、国内CATV初のHDD搭載STB導入開始というのは、ユーザーとしてうれしいニュース。細かいところを突っ込めばいろいろ言いたいこともあるが(HDD容量は最低でも500GBは欲しいとか、結局TiVoは乗らなかったんだとか)、けっこう期待できそうではある。いちおうi.LINK端子も用意されているし。今までハイビジョン番組の録画には、アイ・オー・データ危機の「Rec-POT」を使っていたが、これだと追いかけ再生や録画中の再生ができない(組み合わせによってはできる機種もある)。録画スケジュールを確認して、その合間を縫うようにして視聴しないといけないのだ。私はそれほどテレビを見る方ではないので、そんなに困ってはいなかったが。あと、大きいのが視聴・録画の操作が1つのリモコンにまとめられること。これまでは、STBとRec-POTの操作を学習リモコンに割り当てていたのだが、この操作がわかりづらいと家人には大不評だった。
ただし、CATVでテレビを見るということにはいろいろデメリットもある。地上デジタルに関してはパススルーも始まっているから、デジタルチューナー付きの録画機器であればそのまま録画できる。しかし、BSやCATV独自チャンネルの番組をHD映像のまま録画する手段は、Rec-POTか今回のHDD搭載STB(あとはD-VHS)しかない。これはJ:COMの問題というよりは、i.LINKのサポートに消極的になってきている家電メーカー側の問題が大きいのだろうけど(Blu-rayレコーダーもこの辺は望み薄)。オリンピック開会式のように、ハイビジョンのまま残しておきたい番組をたまにはあるんだよなあ。

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