グリッドコンピューティング時代の料金体系

9月 1st, 2003
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PC Watch「久夛良木健氏が語る、PlayStation 3とCellの正体」では、これまでは、サーバがなくちゃ出来なかったものが、クライアントの集合体が実は巨大な論理サーバであると言うことになる。など、Cellコンピューティングが描く未来像について久夛良木氏が語っている。
この記事を読んでいて、ふと思った。グリッドコンピューティング時代には、プロバイダの料金体系も変わってくるのではないか。強力なマシンパワーを提供できるユーザーは割引料金でインターネットに接続できるとか。高い演算能力が必要なアプリケーションを利用するには追加料金が必要とか。
また、IT業界の構造も大きく変化するだろう。現在はCPUの性能競争がまだまだ熱いが、グリッドコンピューティング時代には単一マシンの性能はそれほど意味がなくなって、インテルをはじめとしたCPUメーカーの地位も低下すると思われる。ま、そこで主導権を握るというのが、ソニーの戦略なんだろうな。

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