Archive for the ‘hardware’ Category

アドレスブックとの連携が強化されたラベル印刷ソフト「P-touch Editor」

日曜日, 6月 15th, 2008
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BROTHER PCラベルプリンタ P-touch 9500pc手紙の宛名書きや書類のラベル作りに重宝しているのが、ブラザーのラベルプリンタ(私が使っているのはP-touch 9300pc、現行モデルはP-touch 9500pc)。私は昨年中にMacの環境をLeopardにバージョンアップしたのだが、この時点では専用のラベル印刷ソフト「P-touch Editor」がLeopardに対応していなかった。ブラザーに問い合わせたところ、「4月頃、Leopard対応版を公開する予定です」。Lepard対応に半年近くも!と呆れたが、4月4日に公開された新しいP-touch Editor Ver.5は待たされた甲斐のある出来になっていた。

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HP Officejet Pro L7590、でかい!けど速い!

火曜日, 6月 10th, 2008
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ヒューレット・パッカード HP Officejet Pro L7590 All-in-One CB823A#ABJ計画性の乏しい私は、出かける段になってからあわてて企画書やら資料やらを印刷することが少なくない。愛用しているブラザーの複合機MFC-5840CNは、コストパフォーマンスも高く、気に入っていたのだが、いかんせん印刷速度があまり速くない。図の多い文書を印刷しようとするともう焦る焦る。
ちょうどMFC-5840CNの紙送りも調子が悪くなってきたところだったので、修理せずに買い替えることにした。ブラザーのサポートは、対応が丁寧かつ迅速で気に入っていたのだけど(私がもうちょい計画的になればプリンタは遅いままでいいんじゃないかという心の声が聞こえたような気もしたが、たぶん空耳ということで)。
買い替えたのは、HP Officejet Pro L7590Amazon)という、やはりFAX付きの複合機だ。

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地球の姿をリアルタイムに映せる球形ディスプレイ

土曜日, 12月 8th, 2007
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magicplanet.jpgパシフィコ横浜で開催された「立体Expo ’07」で展示されていた地球儀型ディスプレイ「The Magic Planet」Global Imaginationが開発し、日本ではスリーディーが販売代理店となっている)。
パソコン用のソフトウェアで画像をリアルタイムに変形して、球状のディスプレイに表示する。地球の上を雲が流れ行く様子は、まさに未来の地球儀。もちろん、地球儀として使うだけでなく、360度のパノラマ画像を表示することもできる。
これは相当物欲をそそる製品だけど、一番小さな直径16インチ・解像度XGAのモデルで540万円(税別)……。最大で直径182.9cmのモデルもあるそうだが、いったいいくらになるのだろう。
これにタッチパネル機能が付いて、Google Earthを表示させたらと考えただけで楽しくなる。10年後には、家庭に1台デジタル地球儀の時代が来るかな?

新型のApple Wireless Keyboardはなかなか打ちやすい

日曜日, 9月 30th, 2007
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銀座に行く用があったので、ぶらりとアップルストア銀座を覗いてみたら新型のApple Wireless Keyboard(Bluetooth接続、日本語配列)が入荷していた。ここ数週間、いつ出荷されるか毎日チェックしていたところだったので迷わず購入。メインマシンとしてMacBookを使っているので外付けキーボードなどいらないようなものだが、処理によってはけっこうキーボードが熱くなって不快だし、もうちょっとリラックスした姿勢でキーボードを打ちたかったのだ。もちろん、デザインにグッと来たというのも大きな理由である。
最近のMac用純正キーボードは、MacBookと同じように平たいキートップ、浅いキーストロークが特徴だ。
Wirelesskeyboard私はPFUのHappy Hacking Keyboard Lite2を愛用していたこともあり、MacBookを使う前はなんじゃこれはと思ったものだ。しかし、しばらくMacBookを使っていると、キートップはぐらぐらすることもないし、浅いキーストロークもこれはこれで悪くない。そういうわけで、新型のApple Wireless Keyboardにもすぐになじめた。MacBookの配列とは一部異なるが(右下に右commandキーが追加されてenterがなくなった)、enterキーはなくてもまったく困らないし、commandキーが増えたのはうれしい。英語版だとcontrolキーが左下に移動しているが、日本語版だとちゃんと「A」の左横にある(Mac OS Xだと修飾キーは簡単に入れ替えられるけど、やはり最初からこうなっている方がいい)。
デザインはこれまで見たキーボードの中で一番美しいのではないかと思う。暑いときにはうちわ代わりに使えるほど薄いのに、まずまずの打ち心地を実現しているのはすごい。
また、F7、F8、F9キーでiTunesの巻き戻し、再生/一時停止、早送りが行えるようになり、けっこう重宝している。
さて、椅子をリクライニングしてだらしなくキーボードを使っていると、マウスに持ち替えるのが面倒くさくなる。Macは昔からキーボードショートカットが充実しているのだが、それでもキーボードからはできない操作がいくつかある。例えば、右クリックに相当するショートカットがない。WindowsならアプリケーションキーかShift+F10キーが使えるのだけど。iKeyでどうにかならないかとやってみたが、うまくいかないようだ。この辺はWindowsを見習ってほしいところ。

SpaceNavigatorがMac OS X版Google Earthに対応

日曜日, 5月 13th, 2007
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3Dconnexion 3Dマウス SpaceNavigator PE (Personal Edition) SNPESpaceNavigatorというのは3次元のデータ入力ができる3Dマウスだ。普通のマウスがXY軸方向の2次元座標しか指定できないのに対し、高さとか傾きなども同時に指定できるという代物。こういう3Dマウスは昔からあったのだが、CADとかCG制作といった限られた分野でしか使われておらず、値段もけっこう高かった。
しかし、Google Earthの登場以来、ふつーの人が3次元空間を飛び回るようになってきており、SpaceNavigatorもGoogle Earth対応を前面に出している。私は変な入力デバイスが大好きで、PowerMateNuLOOQも真っ先に買ったりしている(ちなみにNuLOOQは日本語版環境では機能を生かせず、結局使っていない……)。SpaceNavigatorもすぐに買うつもりだったが、Mac OS X版のGoogle Earthに当初対応していなかったため購入を見合わせていた。今年1月のMacWorld ExpoではちゃんとGoogle Earthを使ったデモも行っていたのですぐに出るかと思っていたのだが、なかなか出ず。やきもきしていたのだが、ようやく5月にMac OS X用の新ドライバが3Dconnexionのページで公開された。
さっそく注文してGoogle Earth上で使ってみたのだが、大勢の人が書いているとおり、これは相当に気持ちがいい! XY軸方向の動きと、Z軸(高度)、傾きを同時に調整すると、本当に(という言い方も変だけど)バーチャル地球儀を手で転がしている感覚が味わえる。地球の全景からある地点にズームイン、少し上昇して辺りの地形を確かめながら、別の地点へ再度ダイブ。こういうことがマウスカーソルを移動させることなしに片手でできてしまう。
セカンドライフでもSpaceNavigatorを使えたら便利そう。今のところWindows版のセカンドライフクライアントはSpaceNavigatorに対応していないが、Mac OS Xの場合はControllerMateというユーティリティで対応させることができるらしい(ただ、私の場合、セカンドライフはWindowsマシンの方でやっているんだよなあ……)。

2つのポインタを使うマウス

火曜日, 3月 7th, 2006
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マウスといえばポインタは1つと相場が決まっているが、DIGITAL COWBOYの「DCT-DPM1」ではポインタを2つ使う。2つのポインタは同時に使うわけではなく、特定のボタン上に1つのポインタを置いておくといった使い方になるようだ。
keymouse.pngこれを見て思い出したのが、10年以上前(12年前だったか)に取材した「キーマウス」。2つに割ったキーボードをマウスに載せたもので、2つのポインタを同時に制御することができた。グラフィックソフトで円を描く時には中心の位置を動かしながら半径を指定できるなど、普通のマウスではできない操作感が面白かったのを覚えている。キーも立体的に配置されているから、ほとんど指を動かさずにタイピングができる。ちなみにキーマウスを作ったのは、超多段シフト方式日本語入力システム「風」を開発した冨樫雅文氏。残念ながら製品化はされなかったが……。
入力装置はいったん何かがデファクトスタンダードになると、新しいものはなかなか登場しにくいものだよなあ。自動車のハンドルやアクセルしかり、QWERTY配列しかり。
キーボードに関して言うと、タイピング効率がシビアに求められる状況というのは実際のところそんなに多くないのだろう。それに、スペースキーを押して画面をスクロールさせるとかゲームの操作とか文字入力以外にもキーボードは使うわけで、こういう用途だとタイピング効率を極限まで追求した方式は使いにくいような気もする。DataHandのErgonomic Keyboardなんかも面白そうではあるんだけど。

ストレス解消に裁断機とScanSnapを買う

金曜日, 2月 17th, 2006
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どうにも仕事が詰んでしまって、ストレス蓄積中。新型のScanSnap S500が発売されたので、衝動的に買ってしまう。ついでに裁断機のPK-513も。
今まではディスクカッターで裁断して、ブラザーの複合機MFC-5840CN読んde!!ココで読み込んでいた。ちょっとした分量ならいいのだけど、両面スキャンの場合は用紙をひっくり返さなければならないし、スキャン速度もそれほど速いわけではなくて。
PK-513なら雑誌1冊をスパッとバラせるし、あとはScanSnapに放り込んでおくだけでいいので本当に楽になった。これなら仕事の合間に書類整理もできるかも。PK-513でザクザク用紙を切っていくのはかなり気持ちいい。こういうことでストレス解消していていいのかという根本的な問題はさておき。
ただ、PK-513はびっくりするほど大きいのだなあ……。事前にサイズは調べたのだけど、ハンドルを下げた状態でロックできないからかなり場所を取る。業務用だから仕方ないんだけど。

Zooty-1を彷彿させるデルの試作マシン

水曜日, 1月 11th, 2006
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Dell_proto1.jpg20年以上前、マイコンユーザー垂涎の的となったマシンがあった。その名は「Zooty-1」。このマシンのことを知っているのは、30歳以上の元/現マニアなのではないかと思う。1984年版のパロディー版ASCII「AhSKI!」のロードテストに掲載されて大きな話題を呼んだ……かどうかはよくわからないが、少なくとも私の網膜には焼き付いた。ほんと、馬鹿かっこよかったのだ(褒め言葉)。意味ないギアシフト機能とか。
なぜこんなマシンを持ち出したかというと、International CESで展示されていたデルの試作マシン(XPS Mobile)が妙にZooty-1ぽかったから。2つ折りにして持ち運べる20型液晶付きパソコンなのだが、細かいギミックが何ともかっこいい(持ち運べるとはいっても重量は8.5kgもあるから室内での移動に限られるだろう)。キーボードと本体は磁石で合体するようになっていたり、スロット式光学ドライブからカシャっとディスクの出てくる様子が気持ちよかったりする。もちろん、かっこばっかでまったくダメダメのZooty-1とは異なり、このマシンはハイエンドな性能も備えている。Dell_proto2.jpg

CEATEC2005、気になる展示のメモ

日曜日, 10月 9th, 2005
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最終日のCEATEC2005を駆け足で回ってきた。以下は気になった展示のメモ。

テレビや新聞のニュースでは、大画面テレビやBlu-ray陣営vsHD DVD陣営の話題が大きく取り上げられているが、これらに関して正直それほど目新しい展示があったわけではない。ストレージといえばiVDRの展示もあったが、こちらは現在規格をハリウッドに打診中とのことで、製品などの動きがあるのは来年の頭以降になりそうな気配。
splashpower_small.jpg個人的に一番興味を引かれたのは、英国Splashpower(スプラッシュパワー)のワイヤレス充電技術。パッドの上に電子機器を置くだけで充電できるのだ。パッド自体の価格は150ドル程度を想定しているようで、思ったよりもかなり安い。充電の効率も有線と比べて遜色ないらしい。Splashpower対応製品が増えてくると、防水製品も作りやすくなるだろうし、小型電子機器の世界が大きく変わるかもしれない。

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今度は「書ける」点字ディスプレイ

金曜日, 9月 30th, 2005
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国際福祉機器展2005(H.C.R.2005)の展示から。
writable_brailledisplay_small.jpgH.C.R.での展示が楽しみなメーカーとして、ケージーエスがある。動画を表示できる点字ディスプレイや、Bluetoothのワイヤレス通信を取り入れたPDA的な製品を出展したりして目が離せない。
そして、今年登場したのが、「書ける」点字ディスプレイ。点字を表示する盤面に、専用のペンで「書く」とその部分が盛り上がり、接続したパソコン側にも画像として表示される。自分の書いた絵や字をなぞって確かめられるのだ! 動画ディスプレイの時は正直いって実用性はどうなんだろうと思ったが、この「書ける」ディスプレイは教育やレクリエーションなどの分野で大いに役立ちそう。

brailleprinter_small.jpgもう1つ、ユニークな製品が点字プリンタ。画像を7段階の濃淡(というかドットの高さ)で表現できる。テキストも点字として印刷されるが、対応しているのは英語のみ。現在、日本語対応を進めているところだという。