トロット夫妻来日
土曜日, 11月 22nd, 2003

ニフティもいよいよblogサービス「ココログ」を開始するそうだ。使われるシステムは、TypePadをカスタマイズしたもの。TypePadのデザインや機能が気になっていたけど、「英語版だからちょっと」と敬遠していた人も安心して使えるのではないだろうか。
NTTデータのDoblogもはじまったし、本格的にblogが盛り上がりそうな気配が出てきた。
今月発売された『ウェブログ☆スタート!』では、TypePadを使う様子を日記風に紹介しているほか、ネタの出し方、長続きさせるコツなども丁寧に解説。「ココログ」や「Doblog」に興味がある/使っている方もぜひどうぞ(サポートブログも用意してます)。

サイドバーに表示するリンク集サービスを、BlogRollingからBlogPeopleに移行した。
日本語名のサイトもスムーズに登録できるのは、やはり便利だ。
ネット上ではblogの次に来るのは何かなんて話がもう出始めていたりするが、HotWiredによればマイクロソフトが「Wallop」(ワロップ)というツールを開発しているらしい。IMやらblogやらWikiやらRSSフィードを利用したものということなのだが、これでは何が何だかさっぱりわからない。とりあえず、
「われわれは(ワロップが)企業が所有する閉鎖的なものになると予想している。ウェブログが技術として、また文化として発展してきた道筋とは正反対の方向になるだろう」
と早くも怒りを露わにしている人もいたりする。
「ブログって何?」「どこがすごいの?」「どうやって作るの?」
そんな疑問にすべてお答えするのが、『ウェブログ☆スタート!』です。Amazonでの予約も好調で本当に感謝しております。

さて、この『ウェブログ☆スタート!』ですが、いよいよ一般の書店でも発売です。今日神保町をうろうろしていたら、書泉グランデに置いてありました。ここはちょっとほかより早いかもしれませんけど、都内であれば8日(土曜日)くらいから、遅くても来週頭には並び始めると思います。
ブログというキーワードが気になっている方、ぜひ書店で手に取ってパラパラと見てやってください。サポートブログも充実させていきたいと思っております。本についてのご意見などありましたら、サポートブログまでどうぞ。
Movable Typeでは、「最近のTrackBack」でどこからTrackBackが送られたかを表示できるが、どの記事に対してTrackBackされたのかがわからなかった。
しかし、Blog@一色政彦WebSite: MTの「最近のTrackback」にエントリーのTitleとPermalinkを!で紹介されているプラグインを使えば、TrackBackの対象となっている記事のタイトルが表示できるようになる。これはすばらしい! さっそく組み込んでみた。
一色さん、ありがとうございます。
昨年あたりから来るといわれていたblogブーム。非IT系のメディアでも取り上げられる機会が増えてきて、やっぱりこれは本物じゃなかろうか。Webページを作る気になれなかった私も、blogを立ち上げてけっこう続いているわけだし。もしかしたら、第2次(?)Webページブームになるのでは!
ということで、調子に乗って作ったのが『ウェブログ☆スタート!』(アスペクト刊)です。

「ブログって何よ?」「ブログの何がすごいのか面白いのか」、そして「ブログの始め方」まで親切解説だから、コンピュータに詳しくなくても大丈夫。すでにWebページを持っている人もいない人も、blogムーブメントに参加してみませんか?
詳しい内容はこちらのサポートブログをご覧ください(まだ作りたてですが、これから内容も充実させていきます)。
なぜか現在グアムにいる。せめて数日くらいはインターネットやらITやらとはまったく無縁の生活を送ろうと思い、PCやPDAはまったく持ってこなかった。
・・・が、ついついインターネットカフェを探してしまった。見つけたのは、Tumonという地区にあるカフェクレアという店。ウェスティンホテルの隣だ。何か注文すれば、20分間無料でPCが使える。OSはWINDOWS98 SECOND EDITION。USBが使えなかったので、デジカメの写真を転送できなかったのがちょっと残念。
グアムまで来てITから離れられない業の深い人は参考にして欲しい。
何回かにまたがる記事をblogに載せる場合、私は記事の冒頭に前回記事へのリンクを張るようにしている。しかし、前回記事から新しい記事へリンクするには、手作業で以前の記事を編集する必要がある。
ところが、TrackBackを使えばこれが解決できるのではないかと思い付いた。「各エントリーのPermalinkにトラックバックを表示」で紹介しているように、PermalinkでTrackBackを表示しておけば、新しく書いた記事へリンクさせられるではないか。まあ、多くのTrackBackが記事についている場合はあまり役に立たないが。
さっそく「各エントリーのPermalinkにトラックバックを表示」の記事にTrackBackをしてみる。
こういうTrackBackの使い方は、もしかして常識?
以前、このblogで迷惑TrackBackの可能性について言及した。
Meta Associates主催の「ウェブログ、モブログ、パーソナル・ウェブサービス」レクチャーでも、参加者から同じような疑問が投げかけられていた。やはりみんな気になっているらしい(なお、レクチャーの様子については、B-log Cabin TPなどでレポートされている)。
このことについて、dh氏は、「メールによる認証などで対策をすることは可能だと思います。しかし、今のところは多くの人が気軽にTrackBackできるようにして、広めていって方がいい。対策は立てようと思えば立てられるけれど、普及させるためにあえて対策をしていないというのが現状でしょう」
(だいたいこういう内容だったと思います)と答えていた(検索エンジンとblogについて丁寧にお答えいただきありがとうございました>dh氏)。
確かに、普及する前の段階であまりに心配しすぎても仕方ないかもしれない。SPAM(迷惑メール)は困るけれど、インターネットの初期に厳密な保護システムを導入していたら、これほどメールが普及することはなかっただろう。P2Pなどもしかり。インターネットを進歩させてきた力が、規制ではなく、清濁が入り交じるカオスの中から生まれてきたのは間違いない。インターネットにおいて規制や保護はどうしても後回しにならざるを得ないか(SPAMを容認しているわけではない)。