2005年10月の記事
2005年10月29日
[オーディオ・ビジュアル] , [英語学習] , [ガジェット] , [映画やビデオ、映像編集]
iPodでDVDビデオを楽しむ
ビデオ再生機能付きiPodでやりたかったことの1つが、DVDビデオの視聴。もちろんDVDビデオがそのままiPodで使えるわけではなくて、変換ソフトを利用する。
Windows用PQ DVD to iPod Video Converterで90分くらいの映画タイトルを変換してみたが、いつまで経っても変換処理が終わらない。30分ずつ分割してみると変換できたが、再生するとパソコン上でもiPodでも動きがガタついてしまう。これは使っているマシン(Celeron/1GHz、メモリ1GB)のCPUパワーが足りないからのようだ。
Mac mini(PowerPC G4/1.42GHz、メモリ1GB)の方がマシかなと考えたところ、HandBrakeというMac OS X用のフリーソフトウェアがあることをVod reportさんからのトラックバックで教えてもらった。無料で使えるにも関わらず、操作も簡単だし、ちゃんと字幕や音声の選択もできたりする。ただ、こちらでも90分のDVDビデオの一括変換処理が完了しなかったので適当な時間で分割して処理を行った。(再度試したら分割しなくても問題なく変換できた) 変換結果は良好で動きもスムーズ。変換時間は再生時間の2倍強かかるから、寝ている間に処理を行っておくのがいい(HandBrakeの現バージョンでは「H.264」の設定で書き出すとiPodで再生できないようだ。「MPEG-4 Video」の方を選択しよう)。
iPodの画面は小さいが、字幕は意外なほどはっきり読める。洋画で英語の勉強することも十分できそうだ。あと、DVDの特典ディスクは見ないままになることが多いのだが、これをiPodで見るのもなかなか楽しい。
(2005年11月6日追記)
HandBrakeの0.7.0では、iPod用のH.264エンコードに対応。「x264(Baseline profile)」を選択すること。
[RSS等のXML] , [ブログ] , [映画やビデオ、映像編集]
プレイリスト型ポッドキャスティングというのはどうだろう
ようやく第5世代iPod(黒の60GB)が到着した。ムービーの表示品質は思った以上で、満足できる出来である。解像度が320×240ピクセルと低いが、画面が小さいため意外とシャープに見える。ムービー再生が始まるまでに一瞬待たされたりとか細かな不満はあるけれど、まあ許容範囲内だ。
さっそくあれこれビデオキャスティング(Vodcasting)を表示してみる。きっちりと作り込んでいて面白い番組もあるが(CNET Japanでも紹介されていたSuicide GirlsはHでお洒落な感じがいい)、個人のブログでやっているようなちょっとしたムービーはほとんど視聴の対象にならないのではないか。テキストと違って音声やムービーは記憶装置の容量を食うし、ざっと流し読みしていくようなことができない。
そこで、プレイリスト型ポッドキャスティングを行うサービスというのはどうだろう? 以前ストリーミングで動画が流れ始めた頃、あちこちのストリーミングをかき集めてきて、それらを1つの番組として流すサービスがあれば面白いのではないかと考えた。サービスで公開するのはプレイリストのみで、実際にあちこちのストリーミングサーバーにアクセスするのはユーザーのパソコンというわけだ。このアイデアはポッドキャスティングでも使えるのではないだろうか。すでにYahoo! Video Searchのようにキーワードに合致するムービーのRSSを配信するサービスは始まっているが、これは雑多なネタの塊だから見ていてかなり疲れる(キッチュで面白いことは面白いけど)。
そうではなくて、ソーシャルブックマークで人気の高いムービーなどを収集し、編集者が1つの番組として構成。実際のデータを流すのではなく、あくまでムービーの再生順を記述したプレイリストを流すようにする(ムービー間に入れるテロップなどはサービス側が作り込む)。プレイリストを受け取ったユーザーのパソコンは、それにしたがってムービーをダウンロードし再生するのである。SMILなどの技術を使えば実現できそうな気がする。
(補足)
Vodcastingの問題点はCNET Japan「携帯ビデオがパッとしない7つの理由」で言及され、それへの解決策がPOLAR BEAR BLOG「「携帯ビデオがパッとしない7つの理由」を解決する」やnobilog2「携帯ビデオをパッとさせる、video iPodのポテンシャル」で述べられている。
2005年10月26日
[イベントレポート] , [映画やビデオ、映像編集]
飛び出す防災ずきん
産業交流展2005で見かけたRES Q-PAC(レスキューパック)というリュックサック(クリックでムービーを表示)。製造・発売元は東京都荒川区の忠信企画。ストラップを引くと、防災フードにガスが充填されて頭部をガードする。ガスが充填された状態だと、フードはかなり硬くなる。それにしても、インパクトのあるデザインだ……。
[イベントレポート] , [映画やビデオ、映像編集]
WPC EXPO 2005のメモ
東京ビッグサイトで開催中のWPC EXPO 2005についての覚え書き。
人だかりができていたのがウィルコムのブース。WX310シリーズやWX300Kの人気はもちろんだが、W-ZERO3の注目度がすごくて製品に触るまでかなり待たされた。よくできた製品だと発表時に思ったが、こんなにPDAが注目されるとは正直意外だ。これを契機にPDAが再び盛り上がる可能性もある?


ノートパソコンで注目なのが、台湾製のA5サイズノート「FlyBook」だ。タブレットPCではないが、回転するタッチパネルディスプレイ(感圧式)を備え、無線LANやBluetoothも標準装備している。手書き文字認識にはオリジナルソフトウェアを使うが、この認識率もまずまず。今秋発売予定とのこと。
2005年10月25日
[映画やビデオ、映像編集]
ビデオキャスティングテスト(瀬底島のウミヘビ)
以前撮影したムービーをm4v形式でエンコードし直して、iPod用ビデオキャスティングのテスト。
沖縄、瀬底島の海で見つけたウミヘビだ。QuickTimeの元データからm4vに書き出すと、コピーライト以外の注釈がなくなってしまうのだけど、これはm4vの仕様なんだろうか。
また、RSS内にエントリーの概要(excerpt)ではなく、本文(body)や追記(more)を書き出すようにしていると、iTunesにうまく登録されないようだ。iTunesでは、説明文が長すぎるRSSフィードをはじくようになっているのかな。RSSフィードに本文を埋め込んでいる人も多いと思うが、その場合はiTunes用フィードを別途用意しないといけないかも。
2005年10月24日
[Macintosh] , [ブログ] , [携帯電話] , [プログラミング]
ケータイからビデオキャスティングする方法を考えてみる
ビデオキャスティング(Vodcasting)の可能性をいろいろ探っているわけだが、やはり携帯電話からムービーを投稿して、それがポッドキャスティングされるのがいちばん便利だろう。そういうサービスもすぐに出てくると思うが、自分のMac環境で手軽にできないか考えてみる。
(1)携帯電話から自分宛にムービーメールを送信。件名には特定の文字列を付加しておく。
(2)Mac OS XのMail.appのルールを使って特定文字列を件名に含むメールを振り分け。添付ファイルを取り出す。
(3)QuickTimeを使って、携帯ムービーをiPodで見られるm4v形式に変換。
(4)CyberDuckなどのFTPソフトでm4vファイルを自分のブログにアップロード。
(5)MarsEditなどのブログエディタで記事を執筆、m4vファイルへのリンクを張って、ブログに投稿。
AppleScriptを使えば(2)から(5)を自動化できそう!……と思ったのだが、(2)の受信メールから添付ファイルを取り出すところで早くも詰まってしまった。先は長いな……。
2005年10月23日
[ブログ] , [映画やビデオ、映像編集]
ビデオキャスティングのテスト(美ら海水族館のナポレオンフィッシュ)
第5世代iPod注文記念ということで、iPod向けビデオキャスティング(Vodcasting)を始めてみる。Movable Typeでポッドキャスティングを始めるために必要なのは、Brandon Fuller氏のプラグイン「MT-Enclosures」。この「Enclosure.pl」のソースリスト中、ファイルの拡張子を判断している箇所(バージョン1.4.4.1の場合、186行〜216行あたり)の最後に「m4v」形式のための記述を追加する(たぶん今後のバージョンではm4vも標準でサポートされると思うが)。
elsif ( $url =~ /^.*\.m4v$/i )Enclosures.plはMovable Typeのプラグインディレクトリにアップロードしておく。
{
$mime = 'video/x-m4v';
}
サーバーによっては、「.htaccess」ファイルに「AddType video/x-m4v .m4v」の記述を追加しておく必要があるかもしれない。
次に、Movable Typeの管理画面で、RSS2.0のテンプレートに
<$MTEntryEnclosures mime_include="audio"$>という記述を追加する(</item>の直前)。
<$MTEntryEnclosures mime_include="video"$>
ここまでできたら、準備は完了。あとはエントリーにムービーファイルやオーディオファイルへのリンクが含まれていれば、ポッドキャストが行われるようになる。
このbinWord/blogだと、index.xmlがポッドキャスティング対応のフィードになる。このフィードをiTunesに登録しておけば、iTunesにビデオやオーディオが配信される。
2005年10月21日
[オーディオ・ビジュアル] , [Macintosh] , [Windows] , [ガジェット] , [映画やビデオ、映像編集]
PQ-DVD for iPod Videoが早くも登場
DVDビデオを第5世代iPod(いわゆるiPod with Video)用に変換する「PQ-DVD for iPod Video」が発売された。このソフトはWindows用なので、Macユーザーは注意。私はiPodをMacにつないで使っているが、変換処理だけWindowsマシンで行い、データをMacに転送して使うつもり。
……つまり結局、第5世代iPodを注文してしまったわけだったり。
2005年10月20日
[DTP] , [RSS等のXML] , [Unicode等の文字コード] , [編集] , [仕事術/ライフハック] , [プログラミング]
自動組版のセミナーに参加してきた
JAGAT(日本印刷技術協会)が主催する「紙面制作の自動化とページデザイン」のセミナーに参加してきた。PCJapan用語辞典のワークフロー作りをお手伝いしたということで、無理を言ってタダで(←ここ重要(笑))聴講させてもらったのだ。
このワークフローについて簡単に述べておこう。ハッカー用語辞典2004まではMac OS 9+QuarkXPressの環境だったが、PCJapan用語辞典2005からはDTPプロダクションのビーワークスと話し合ってInDesignを使ってもらうことにした。私の立場からの理由は2つ。XMLとUnicodeである。
PCJapan用語辞典の制作ではデジタル版(WindowsのHTML Help形式)を作るためにDTPデータを再利用したい。そのために、XMLでデータをやり取りできれば作業がスムーズに行くと考えた。
2005年10月19日
[英語学習] , [Macintosh] , [Windows] , [ガジェット]
iTunes6では、MP-3やAACでも再生位置が記憶できるようになった
以前に、再生位置を記憶するAACの作成方法について紹介した(Mac版、Windows版)。
iTunes6では、曲の情報ダイアログの「オプション」タブに「再生位置を記憶」という項目が追加されている。ここにチェックを入れておけば、MP3でも(保護されていないm4a形式の)AACでも再生位置が記憶されるようになる(iPod nanoで確認)。
これで、ネットの英語教材などをいちいちAACに変換、さらにm4b形式にするという手間がいらなくなった。
2005年10月18日
[オーディオ・ビジュアル] , [Macintosh] , [ガジェット] , [映画やビデオ、映像編集]
DVDをビデオiPod用に変換するツールがまもなく登場
先のエントリーでPocket DVD StudioがiPodに対応したら買っちゃうかも
と書いたが、PQDVD.comを見たら「PQ-DVD for iPod Video」が「Coming soon...」とのこと。出るとは思っていたが、対応が早い(→結局ビデオiPodも買ってしまうのか?)。
いずれにせよ、このソフトが実用的に使えるのであれば、UMD付きで価格を上げたDVDビデオなんて売れなくなりそうな気もする。
2005年10月17日
[オーディオ・ビジュアル] , [Macintosh] , [テレビ番組や機器] , [ガジェット] , [映画やビデオ、映像編集]
iPod with Videoでアップルが狙うものとは
アップルがビデオ再生機能付きiPodとビデオコンテンツの販売を開始した。アップルとしては確信犯的にユーザーサイドからの盛り上がりを刺激しようとしているのだろうな。
初代iPodの時は「Rip-Mix-Burn」というキャッチコピーで音楽CDからの取り込みを煽り、それがユーザーに熱狂的に受け入れられた。その結果、レコード会社とのパワーバランスも大きく変わり、iTunes Music Storeの成功につながっている。今回のiPod with VideoもQuickTime Proを使えば一般ユーザーが簡単にビデオデータを作成できる。QuickTime Proがなくとも、QuickTimeを利用したソフトからデータを書き出せばiTunesを経由してiPodへすぐに転送できる。数ヶ月以内にはほぼ間違いなく、iPod with Video対応のテレビ録画機器が各社から登場するはず。ビデオポッドキャスティングというのもそれなりに話題にはなるだろうが、映像を作るのはかなりの手間がかかる。影響が大きいのは、やはりテレビ録画だろう。それがムーブメントになれば、音楽で起こったのと同じようにビデオコンテンツを所有する会社とのパワーバランスが変わり、強い立場でコンテンツ配信ビジネスに乗り出せるという読みがあるのでは。
個人的にはiPod nanoにとても満足していることと、iPod with Videoにはリモコンがない点などが気になるので、すぐにはiPod with Videoを購入しないとは思う。しかし、Pocket DVD StudioがiPodに対応したら買っちゃうかも。出先でビデオなんか見ねえやと思っていたが、最近は新幹線や飛行機に乗る機会が増えてきて、あればあったで楽しいかなと。
2005年10月09日
[オーディオ・ビジュアル] , [イベントレポート] , [ガジェット] , [ハードウェア]
CEATEC2005、気になる展示のメモ
最終日のCEATEC2005を駆け足で回ってきた。以下は気になった展示のメモ。
テレビや新聞のニュースでは、大画面テレビやBlu-ray陣営vsHD DVD陣営の話題が大きく取り上げられているが、これらに関して正直それほど目新しい展示があったわけではない。ストレージといえばiVDRの展示もあったが、こちらは現在規格をハリウッドに打診中とのことで、製品などの動きがあるのは来年の頭以降になりそうな気配。
個人的に一番興味を引かれたのは、英国Splashpower(スプラッシュパワー)のワイヤレス充電技術。パッドの上に電子機器を置くだけで充電できるのだ。パッド自体の価格は150ドル程度を想定しているようで、思ったよりもかなり安い。充電の効率も有線と比べて遜色ないらしい。Splashpower対応製品が増えてくると、防水製品も作りやすくなるだろうし、小型電子機器の世界が大きく変わるかもしれない。