2004年10月の記事
2004年10月30日
[本・雑誌] , [ガジェット]
カードごとに実行権が必要なビューワっていったい……
電子ブックリーダー「ΣBook」上でWord文書やPDFを閲覧できるドキュメントビューワが発売されたというケータイ Watchの記事。
このビューワは、
パソコンにドキュメントビューワをインストールし、閲覧したいファイルをプリントアウトする要領でSDカードにコピーして使用する。ふむふむ。Word文書やPDFをそのまま閲覧するのではなく、パソコン上でΣBook用ビューワ専用形式に変換するというわけか。
SDカードにコピーされたデータをΣBookで閲覧する際には、専用Webサイトにて販売されている「ドキュメントビューワ実行権」の購入が必要。え、パソコン用のアプリとは別に買う必要があるの?
「ドキュメントビューワ実行権」は閲覧したいデータと同じSDカードに記録されている必要があるほか、複製できない仕様のため、複数のSDカードを使用する場合は枚数分の「ドキュメントビューワ実行権」の購入が必要となる。SDカードごとに実行権7,875円って、誰が払うのだろう……? このあたりのビジネスセンスを見るに、メーカーが本気で電子ブックリーダーや電子ブック文化を広めたいと思っているのかどうにも疑わしくなってくる。
2004年10月29日
[オーディオ・ビジュアル] , [ガジェット]
水泳しながら聞けるMP3プレイヤー
腹の出具合が少々気になるお年頃になってきたので、週に1、2回はフィットネスクラブのプールで泳いだり、アクアウォーキングをしようと心掛けている(なかなか実現できていないけど)。しかし、アクアウォーキングを黙々とやっていると退屈になってくるのも事実なわけで、iPodがプールの中でも使えたらいいのになあと思っていた。
そんなところへ、防水性能を備え、骨伝導で音楽を聴くことができるMP3プレイヤー「SwiMP3」のニュース!(MYCOM PC WEBより)
かなり物欲をそそる製品だけど、メモリ容量128MBで249.99ドルというのはちょっと高いかな……。あと、当然といえば当然だけど、装着するとけっこう目立ってちょっと恥ずかしい(プールへの持ち込みが認められないかも)。後継製品が出るまで、様子見か?
2004年10月27日
[オーディオ・ビジュアル] , [Macintosh] , [本・雑誌]
自分で作曲し、452万円を着服して解雇されたNHK職員
不祥事相次ぐNHKだが、今度は音楽を外部に発注したように見せかけて452万円を着服した職員が懲戒免職を食らった(2004年10月27日朝日新聞朝刊)。
記事によると、
この職員は96年から3年間にわたり、「NHKスペシャル 世紀を越えて」など7番組のテーマ音楽を自分で作曲したにもかかわらず、知人の音楽制作プロダクションに依頼したかのように装い、「音楽制作費」などの名目で架空の請求書を提出させた。とのこと。この職員に才能があったのか、NHKには曲の善し悪しがわからなかったのか。作曲代の相場というのも怪しいものではある。
全然関係ないが、Macに付属するGarageBandを使うと、誰でも簡単に曲が作れる。ついでに、GarageBandデスクトップ・セッション(税込2,940円、アスペクト刊)があれば、6ジャンルについてコード進行も自由自在なのだ。ただし、452万円分稼げる曲が作れるかどうかはわからない。
2004年10月24日
[記憶装置・メディア]
余りまくっているHDDを活用する
編集やライティングの仕事をしているせいで、デジタルデータがどんどん溜まっていく。テキストデータだけならどんなに書こうが数十MBもあれば十分なんだろうけど、スクリーンキャプチャや写真などの画像に、インタビューの録音、DTPソフトで作ったラフ、校正用のPDFデータ、イラストレータさんからの図版、さらにはCD-ROMのディスクイメージ等々のおかげで、1つの仕事だけでもかなりのディスク容量を食う。そういうわけで、1~2年に1回くらい、容量の大きなハードディスクドライブ(HDD)にデータを移し変えることにしている。
仕事が終わるたびにデータを消去すればいいと思うかもしれないが、デジタルデータはいくらため込んでも物理的な場所を取らない。念のため記録型DVDメディアにも書き出してはいるけど、複数枚のメディアに分散していると検索の手間がかかりすぎて実用的じゃないのだ。やっぱりハードディスクに全部突っ込んでおくのがいちばん楽。
過去の記事や企画書、画像が残っていたおかげで手間が省けたことは何度もあった。これだけHDDが安くなっているご時世なのだから、わずかな金を惜しんで貴重なデータを捨てるのは馬鹿げている。
2004年10月21日
[テレビ番組や機器]
衛星放送って、もしかして意外と簡単?
「衛星わいせつ番組、立件」(10月21日朝日新聞朝刊)という記事。
通信衛星を利用してフィリピンから日本に向けてわいせつ番組を配信したとして……中略……容疑者らは今年3~7月、全国の契約者52人に専用チューナーとアンテナを販売、月約6000円を払わせてわいせつな画像を送信した疑い。チューナーとアンテナがいくらかはわからないが、月額料金はべらぼうに高いというわけでもないのかな(内容次第ですが(笑))。
フィリピンの衛星放送の発信局からインドネシアの民間通信衛星を経由して、日本、台湾などアジア各地にわいせつ番組を配信。なんかものすごい大がかりな仕組みだ! 通信衛星って、いったいどういう仕組みになっているんだろう。しかし、これならサーバー立てて、ストリーミングで流した方がよっぽど安上がりで簡単なのではないかと思った(ユーザー側にインターネットアクセス環境がいるけど)。
(2004年11月17日追記)
ZAKZAKに、詳しい記事が掲載されていた。
2004年10月19日
[オーディオ・ビジュアル] , [Macintosh] , [本・雑誌] , [お仕事(企画/編集/執筆等)]
『GarageBandデスクトップ・セッション』完成!
噂(になる予定)のGarageBand活用本、『GarageBandデスクトップ・セッション』(GarageBand Desktop Session)(アスペクト刊)がようやく完成した!
今時のMacには、GarageBandという超絶的簡単に曲作りが楽しめるソフトが付属している。ループという音楽素材を並べていくだけで曲が作れるし、ギターやキーボードを弾けるなら演奏を取り込んで自由にエフェクトをかけられる。しかし、GarageBand付属ループやJamPackのループはどれもかっこいいのだけど、すでにコード進行を持っているから、汎用的に使いにくい。
『GarageBandデスクトップ・セッション』には、U10G氏による222種類のオリジナルループが付いてくる。6ジャンル(グラムロック、ファンク、ディスコ、オールディーズロック、ブリティッシュロック、80年代ロック)について、編成楽器ごとのループがコード単位で用意されているのだ。
表紙もかなりいい仕上がり。LOVE PSYCHEDELICO『THE GREATEST HITS』のジャケットを手がけたユニット「BOKEZOW PARK Design」のイラストが銀箔押し、それに透明ビニールカバーをかぶせて文字を載せるという凝った作りになっている。
『GarageBandデスクトップ・セッション』は、10月25日、全国書店・アップルストア等で発売予定(定価:2,800円+税)。JamPackよりも安いです(笑)。
(追記)
本書オリジナルループは、iLife '05のGarageBand2でも使えます!
[IT全般]
インタビューア待望の音声認識技術、2~3年以内に登場か?
録音したインタビューや講演を原稿にする「テープ起こし」は本当に本当に心から面倒くさい(最近はICレコーダーが主流だが、やっぱりテープ起こしというようだ)。
長めの取材記事はいったんすべての録音内容を起こし、それから構成を練って原稿を書く方が結果的に作業効率がよいようだ(私の場合)。マイクロソフトのOneNote 2003やOffice 2004 for Macに含まれるWord 2004には、入力していたメモの内容と同期できる音声メモ機能が備わっているから、確認したい部分をすぐ呼び出せる……が、講演ならともかく、インタビュー中に相手の顔も見ずに、キーボードをカチャカチャ打つことは不可能。IT業界にはそういうことに慣れている人もいるかもしれないが、普通の人なら失礼に感じるだろうし、私自身も落ち着いて話を聞けない。
[英語学習] , [Macintosh]
IT ConversationsもPodCastingに対応
以前、IT著名人のスピーチが聞けるサイトとしてIT Conversationsを紹介した。
実はこのサイト、PodCastingにも対応しているのだ! PodCasitngについては、HotWiredの記事で詳しく解説されている。要するに、ブログなどで音声データが公開されるたびに自動でダウンロードしてくれる仕組みだ。iTunes+iPodだけでなく、Windows Media Playerでも利用できるらしい(from Sotto Voce: A Weblog)。
IT Conversationsのフィード(MP3用とAAC用がある)をiPodderなどのPodCastingアグリゲーターに入力したら、あとは自動的にサイトの更新状況をチェックして、音声データをダウンロード、iPodに転送してくれる。
優良英語教材がタダで手軽に入手できるとは、つくづくいい時代になったもの。あとは本人のやる気だけなんだよねえ(言い訳ができなくなったともいえる)。
2004年10月18日
[本・雑誌] , [イベントレポート]
「混沌の館」ジェリー・パーネル氏の講演中止!
ジェリー・パーネルといえば、『神の目の小さな塵』などで有名なSF作家だが、超コンピュータオタクとしても知られている。日経バイトでは、コンピュータエッセイ「混沌の館」を創刊当時から20年に渡って連載中。1979年からパソコン(当時はパソコンという言葉もなかったが)で執筆作業をやっているという筋金入りだ。ちなみにそのマシンは当時のお値段で12000ドルしたとのこと。ほんとこの人、いっつもパソコンのトラブルに見舞われて、ビデオカード変えたりネットワークの設定いじったり、何だかんだやってんだよなあ。
連載を書籍化した『ジェリー・パーネルの混沌の館にて―カリスマ・ユーザーが綴るパソコン20年史』発行記念として、WPC EXPO 2004内で10月21日に特別講演が行われることになっており、私も事前申込をすませて楽しみにしていた。ところが、今日メールが送られてきて、本人の体調不良により講演が休止になったとのこと。持病が悪化したということで病状が心配。それにしてもがっかりだ……。
2004年10月15日
[オーディオ・ビジュアル] , [Macintosh] , [RSS等のXML] , [ブログ]
ただいま、PodCastingのテスト中!
HotWiredで知ったPodCasting(ポッドキャスティング)がすごく気になっている。これは、RSSやAtomなどのメタデータを使ってオーディオデータを配信するというもの。ブログなどで公開されているオーディオデータをiPodderなどのPodCastingアグリゲーター(WindowsやMac、Linux、Pocket PC用のものが発表されている)で受信。これだけで自動的にiPodまでデータを流し込めてしまうのだ。
さっそく自分でもPodCastingに挑戦してみる。まずは、配信用のデータ作り。これは、テキストエディットにローマ字で文章を書いて、Mac OS Xのスピーチ機能を使ってしゃべらせる。それをSoundflowerを使って、GarageBandに流し込む。Soundflowerというのは、Mac OS Xの音声入出力をつなぎかえる、ケーブルのような役割を果たすソフトだ。GarageBand上で適当にループを貼り付けて、iTunesに書き出して出来上がり。テスト用のデータは、こちら。
次は、メタデータを用意する。Engadgetというブログによれば、RSS2.0のメタデータに、
<enclosure url="曲データのURL" length="曲の長さ(バイト数)" type="audio/mpeg" />と追加すればいいだけらしい。手作業でbinWord/blogのRSS2.0ファイルにタグを書き加えて、iPodderに追加してみると……おお、見事にダウンロードできた! iTunesに自動で登録されるからそのままiPodにも流し込める。
ただ、このやり方だとブログを更新するたびに、いちいち手作業でメタデータを追加しなくてはならない。Movable Typeに自分でタグを定義して、テンプレートをいじればいいのかな……。
それにしても、PodCastingは単純ながら、面白くなりそうな技術だ。GarageBandで作った曲を公開するとか、友達同士のボイスチャットでトーク番組にするとか、かなり遊べそうな予感。
(追記)
すでに、Movable Type用のプラグインがBrandon Fullerで公開されていた。
(2004年10月16日)
PodCastingアグリゲーターの機能を統合したRSSアグリゲーターも登場した。
・BlogMatrix introduces Jäger 1.6 for Windows
[PalmなどのPDA] , [イベントレポート] , [福祉]
障害者の支援ツールとして活用されるPDA
国際福祉機器展2004(H.C.R.2004)より。
明電ソフトウェアは、PDAを使用した障害者支援ソリューションを展示していた。
「メモリアシスト」は高次脳機能障害向けのツール。新しい作業を覚えられない、過去の出来事を思い出せないといった場合に、作業手順などを記憶させておく。データはパソコンからもPDAからも入力可能で、画像や音声を組み合わせることもできる。ユーザーインターフェイスも利用者自身が使えるように工夫されているという。
もう1つの「トークアシスト」はコミュニケーション支援ツール。画面上の視覚シンボルに触れることで自由に文章を作成でき、音声出力も可能。あらかじめ300種類の言葉と絵が格納されており、パソコン上でシンボルや音声の追加もできる。使われているシンボルは、以前に紹介したPICシンボルではなく、UDST(Universal Design Symbol for TalkAssist)を使用している。
メモリアシスト、トークアシスト共に、Pocket PC上で動作する。これらのツールは、PDAを含むセットのほか、ソフトウェア単体でも販売されるとのこと。
2004年10月14日
[イベントレポート] , [福祉]
白杖を認識する音声案内システム
国際福祉機器展2004(H.C.R.2004)より。
視覚障害者向けの案内システムというと、RFIDタグ(無線ICタグ)を埋め込んだ杖をリーダーが認識して、必要な情報を利用者に送信するといったものが話題になっていたりする。しかし、こういうシステムは大がかりで(利用者側にも設備を作る側にも)コストもかかるし、導入するためには地方自治体、役所等々、さまざまな組織の協力も不可欠だ。
それに対してNECとTOAの音声案内システムは、極めてシンプル。駅や建物内に普通のカメラを設置。そのカメラに白杖が映ると、それを認識して音声案内や係員の呼び出しを行う(写真は白杖を認識したところ。白杖が赤く表示されている)。これなら導入も容易だし、けっこう効果も期待できそうだ。発想の転換で、大がかりでなくとも効果的なシステムは組めるものなのだな。
2004年10月13日
[イベントレポート] , [福祉]
パワードスーツ、道半ば
国際福祉機器展2004(H.C.R.2004)より。
日立メディコは、東京理科大学と共同研究中のマッスルスーツを参考出品。これは、空気圧式の人工筋肉で、着込めば利用者の筋力を補助してくれる、つまりパワードスーツだ。要介護者の動きを補助したり、肉体労働者の筋力補助、スポーツ選手の動きを再現といった用途が考えられている。デモでは腕の複雑な動作をいろいろ再現して見せていた。
現在は上肢の動作をできるハードウェアができたところ。プログラムした通りに動かすことはできるものの、利用者の動きをトレースすることはまだできない。下半身部分もまだ研究中。
しかし、以前テレビで見たようなスーツに比べて(それがマッスルスーツだったかどうかは定かでないが)、かなり小型化されてきてはいるようだ。
[イベントレポート] , [福祉]
ワイヤレスで点字を読む・書く
東京ビッグサイトでは、15日まで国際福祉機器展2004(H.C.R.2004)が開催中だ。IT関係で目に付いた製品をいくつか紹介する。
昨年も紹介したケージーエスは、点字ディスプレイの新製品「ブレイルメモ BM24」を展示していた。この製品は、何とBluetoothを搭載。パソコンからBM24に、文書データをワイヤレスで転送して、点字として表示する。ディスプレイといいつつ、点字入力キーも備わっており、メモやスケジュールを書き込んだりもできるPDA的な製品なのだ。昨年に発売された製品よりも大幅に小型化されて、本体重量も1kgに収まっている。価格は、238,000円(非課税)。
[英語学習] , [Macintosh] , [RSS等のXML] , [ブログ] , [福祉]
ネット上の音声をiPodに自動配信
Hotwiredで「PodCasting」(ポッドキャスティング)という新しい技術が紹介されている。これは、ブログとインターネットラジオを組み合わせて、iPodにぶち込むようなものだ。
ブログなどでは、RSSやAtomというメタデータでサイトの要約(フィード)を配信しており、これをRSSアグリゲーターで読める。一方、PodCastingも同じようにデータを配信するのだけど、送られてくるのはオーディオデータなのだ。
面白そうなコンテンツをPodCastingしているサイトを見つけたら、iPodderなどのPodCastingアグリゲーターにサイトのフィードを入力しておく。そのサイトが新しいコンテンツを公開したら、PodCastingソフトが自動的に受信してiTunesに登録してくれる。で、そのままiPodで持ち出して聞けばいい。
私もiPodderを使ってみたが、確かに手間いらずで、iPodがラジオになってしまったようだ。
PodCastingコンテンツが充実してくるのはまだこれからだけど、新しいニュース配信ビジネスも起こりそうな気配。個人レベルで手軽に配信できるし、福祉の分野でも歓迎されるのではないだろうか。
2004年10月12日
[DTP] , [本・雑誌] , [Unicode等の文字コード]
民明書房とUnicode
30代の男性なら、一度は民明書房発行の書籍を書店で探したことがあるのではないか。『魁!!男塾』の参考文献としてよく出てきたアレである(最近では、続編『暁!!男塾』がスーパージャンプ誌上で連載中)。最近、民明書房の書籍をまとめた『民明書房大全』が発行されたので、バカ中学生だった頃の思い出に浸ってみるのも楽しかろう。
民明書房大全には、見たこともない漢字がバンバン出てくる。例えば、私の大好きなネタ、李筴振(りばしぶる)が創始した凶獬面閶殺(きょうかいめんしょうさつ)。ネタの内容については同書を見てもらうとして、「獬」(かい)も「閶」(しょう)もJISコード(JIS X 0208)の第一水準、第二水準に含まれていない。ただし、Unicodeには収録されているので、Windows XPやMac OS Xなら問題なく扱えるし、このブログのようにUTF-8で書かれたWebページでも使える。男塾のファンサイトを運営するなら、UTF-8ベースじゃないときついかもしれない。
それにしても、民明書房大全の校正は大変だったんじゃないかな。やっぱり、DTPにはInDesignを使ったんだろうか。
2004年10月11日
[本・雑誌]
便利になった国会図書館
仕事で必要な資料を探すため、久しぶりに国立国会図書館へ行った。以前に訪れたのは10年以上も前になるか。閉架式(閲覧にも申し込みが必要)の図書館であるため、閲覧のたびに申請書を書き、資料をコピーするためにも申請書を書き(自分でコピーすることはできない)、と大変に不便だった記憶がある。
今回は15年分の雑誌を調べる必要があり、恐ろしく時間がかかりそうだと身構えていたのだが、かなり便利になっていてちょっと驚いた。
2004年10月09日
[PalmなどのPDA] , [辞書]
テキストデータを読み込める電子辞書端末
以前の記事でも紹介したが、私はCLIE(Palm)用の辞書ソフトWDIC+英辞郎を愛用している。テキストファイルをWDICで読み込み、わからない単語をタップするだけで調べられるのは、PDAならではだ。
と思っていたら、テキストデータを読み込める電子辞書端末「EX-word DATAPLUS XD-DP1000」が発表された。WDICのように単語をタップするだけとはいかないが、そうした機能を搭載した製品も遅かれ早かれ登場するだろう。
ますます、PDAの出番が少なくなっちゃうなあ……。
[オーディオ・ビジュアル] , [英語学習] , [Macintosh] , [ラジオ番組や機器]
radioSHARK、もうちょっと詳しくレビュー
English version translated by Excite is here.
Griffin TechnologyのradioSHARK(Amazon)がかなり注目を集めているようなので、もう少し詳しくレビューを(追記:国内FM放送も受信できるradio SHARK 2のレビューはこちら)。
鮫の背びれの形をしたradioSHARKは、USB接続のAM/FMラジオチューナーだ。WindowsとMacの両方に対応している。パソコンのUSBポートに接続するとLEDが青く光って、ちょっとしたインテリアになるかも。ちなみにこのLED、録音中は赤く光る。
本体はUSBケーブルが付いているだけの極めてシンプルな作りだが、ヘッドフォンジャックもあることに気付いた。ここにヘッドフォンを差し込むと、パソコンがスリープしていてもラジオ番組が聞ける(USBポートに電気が来ていれば)。ただし、放送局の選択はパソコン上のアプリケーションからでないと行えない。
2004年10月07日
[ハードウェア]
天然革張りノートパソコン
昔に比べて、ノートパソコンも随分お洒落になってきたものだ。特にそう感じたのが、11月15日からエキサイトイズムで発売される『dynabook REALFLEETモデル』のExcite ism別注モデル(限定100台で、価格は262,500円)。茶系のお洒落な配色で、パームレストは天然皮革、キーボードも3色に分かれていて一味違う。ちなみに付属のケースやマウスも革張りだ。
iBookやPowerBookのようなモダンデザインもいいけど、こういう暖かみのあるデザインも捨てがたい。
[本・雑誌]
PCJapan復活号には、幻の7月号が付く!
大人の事情で休刊していたPCJapan(SBPストア)が10月13日売りの11月号から復活する。11月号には、CD-ROM×2枚(厳選ツールとKNOPPIX)、別冊×2冊と付録がてんこ盛り。
別冊のうち1冊は幻となった7月号のダイジェスト版とのこと(もう1冊はグラフィックチップのデータブック)。確かに、7月号は完成直前だったわけだし、そのまま埋もれちゃうのはもったいない。
11月号の特集は、全50ページの「記録型DVD究極バイブル」。2層DVDメディアを活用するテクニックも満載しているそうだ。
2004年10月06日
[オーディオ・ビジュアル] , [Macintosh] , [ラジオ番組や機器]
GarageBandとradioSHARKで風呂場(風)ラジオ
Macに付属する音楽ソフトのGarageBandは、オーディオソースを自由に切り替えられる。例えば、radioSHARKを使っているなら、ラジオ放送に対してリアルタイムにエフェクトをかけるなんてことができる。
やり方は、まずGarageBandの環境設定でオーディオ入力を「radioSHARK」にして、リアル音源トラックを追加する(録音しなくてもOK)。トラック情報のダイアログを表示して、形式は「モノラル」(radioSHARKはAMステレオには非対応)、モニタを「入」に。適当にエフェクトを調整する。
エコーやリバーブを上げると、まるで風呂場でラジオを聞いているような雰囲気が味わえる!
……だからどうしたといわれても困るが。
2004年10月05日
[オーディオ・ビジュアル] , [英語学習] , [Macintosh] , [ラジオ番組や機器]
radioSHARKでラジオ三昧
1年前から注文していたradioSHARKがついに届いた! これは、Windows/Macintoshで使えるUSB接続のAM/FMラジオチューナー。名前の通り、鮫の背びれの形をしており、使用中はLEDが青く光ってなかなか美しい(写真はiPodとサイズを比較したところ)。
[IT全般] , [ブログ]
コミュニティサービス技術の知的財産は誰のもの?
日経BP知財Awarenessの記事「独創的なビジネスを知財で守るベンチャー企業」より、株式会社ガイアックス・知財戦略室のインタビュー。
理想は,コミュニティ・サービス業界で使われる技術のうちの絶対的な数量を権利化することである。関連技術はさほど多くないので,多くを押さえることも非現実的なことではない。目的は,競合他社に「コミュニティ・サービス業界の特許はガイアックスがすべて押さえているに違いない」と思わせるような状況を創り出すことである。言い換えれば,「コミュニティ・サービス業界のパイオニアで随一の技術力を誇る会社=ガイアックス」というブランドの醸成である。「まだまだ新しい技術があるに違いない」と思わせるレベルでは意味がない。知的財産を守ることが企業にとって重要なことはわかるが、ここまでいわれるとねえ……。コミュニティサービスで使われている技術の多くは、たくさんの個人やコミュニティ、オープンソースソフトウェアなどによって成り立っていることも忘れないでもらいたいもの。ちなみに、この会社は以前「ブログ/BLOG」を商標登録しようとして、かなりの反響を呼んだことがある。
2004年10月03日
[IT全般] , [本・雑誌]
ソフトウェア産業の危機は、日本全体の問題を象徴している
コンピュータにあまり興味がない人は、日本のソフトウェア産業が危機にあると聞いてもピンと来ないかもしれない。ゲームソフトなんかもをあんなに輸出しているじゃないかと。
ところが、日本のソフトウェア輸出額は輸入額の1%という何ともお寒い状況なのだ。さすがに偉いさんもやばいと思いはじめ、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が国内のソフト開発力を強化するためにソフトウェア・エンジニアリング・センターを設立することとなった。
ソフトウェアの危機的状況については、前川徹氏の『ソフトウェア最前線―日本の情報サービス産業界に革新をもたらす7つの真実』に詳しい。この本では、なぜ日本のソフトウェア産業の競争力がこんなに低いのかを的確に分析している。
まず、日本で使われているプロジェクトの手法である、ウォータフォール・モデルの弊害。ようするに、要求→設計→開発→テスト→保守と、十分なフィードバックを受けないまま次の工程に進み、後戻りができない。そのため、仕様変更があるとおそろしくコストが跳ね上がってしまう。ソフト自体の信頼性も落ちる。
これはソフトウェアの開発プロセスを変えればいいという問題ではなく、優秀なプログラマが報われない賃金体系(残業してダラダラ仕事したほうが儲かってしまう!)や、下請けに丸投げする企業体質、顧客側の理解不足(ソフトウェアは機械部品とは違うということ)等々の要因が絡み合っているわけだ。ソフトウェア開発に携わっている人だけでなく、システムを発注する立場になった人は、問題点を理解するためにもこの本を読んでおいた方がいい。
2004年10月02日
[オーディオ・ビジュアル] , [Macintosh] , [本・雑誌] , [お仕事(企画/編集/執筆等)]
すごいループの付いたGarageBand本が出る!
今時のMacにはすごい音楽ソフトがタダで付いてくる。音楽素材(ループ)を並べるだけで手軽に曲を作れるGarageBandだ(付属しない旧モデルでもiLife ’04 のパッケージを買えばOK)。自分の演奏を取り込んでエフェクトをかけたりと、音楽好きならかなり「遊べる」ソフトだ。
実は、ここしばらくGarageBandの本を作っていた。手前味噌だが、この『GarageBand デスクトップ・セッション』はちょっとすごい。付録CD-ROMにはミュージシャンのU10G氏によるオリジナルループを222種類収録。これが実に「使える」ループなのだ。
もちろんGarageBandには最初からかっこいいループ(AppleLoops)が1000種類も付属している。さらに、別売りのGarageBand Jam Packにも多数のループが収録されている。
これらのループはどれもかっこいい。しかし、それぞれがすでにコード進行を持っているから、自分でコード進行を作りたい時など、汎用的な使い方に向いていないのだ。
『GarageBand デスクトップ・セッション』のループは、6ジャンル(グラムロック、ファンク、ディスコ、オールディーズロック、ブリティッシュロック、80年代ロック)。それぞれについて、ベースやドラム、ギター、オルガンなど、パートごとにループが用意されている。そして、それぞれのパートについて複数のコードがある。
つまり、「うーんとここのところの進行は、C→Am→Dm→Gにすっかなー」といった試行錯誤が簡単にできるわけだ。作曲やバンド練習の支援ツールとしてもかなり役立つはず。
それぞれのコードは、ジャンルごとに「それっぽい」演奏になっているから、組み合わせ次第で「おおっ、もしかしてこの曲は!」なんてどこかで聞いた曲も再現できるかも? 作曲や楽器演奏が苦手でも、当分遊べると思う。
『GarageBand デスクトップ・セッション』は10月下旬発売予定。乞うご期待。
(追記)
本書オリジナルループは、iLife '05のGarageBand2でも使えます!